美と科学が織りなす新たな石の世界
2025年3月に発売予定の書籍『海辺の石ー小図鑑・見立て・石並べー』は、Amazonの「売れ筋ランキング(金属・鉱学)」で第1位を獲得したという嬉しいニュースが届きました。この著作は、美しい石を愛する気持ちを新たに育むための一冊です。
著者である「石の人」とは、実際に海や川で石を拾い、その自然の美しさをSNSで発信してきた熱心な愛好者です。彼は、これまでに集めた石たちを通じて、読者に石の魅力を深く感じていただきたいと考えています。この書籍では、さまざまな角度から石の愛で方を紹介しています。
石の小図鑑
本書の魅力の一つが「石の小図鑑」です。専門家が監修したこの部分では、合計98点もの石を分類し、それぞれの特性について知識を深めることができます。火成岩、堆積岩、変成岩、さらには鉱物や化石にまで広がる豊かな世界。科学的な視点から見た石の美しさや複雑さを堪能できるので、読み進めるうちに石への愛情が深まること間違いなしです。
見立ての楽しみ
また、石をサバやアザラシ、さらには風景に見立てる自由な発想を楽しむ「見立て」のコーナーも注目ポイントです。この遊び心満載のアプローチは、一見、ただの石に見えるものを新たな視点で見つめ直すことを促します。読者の皆さんには、本書を参考にして、自分なりの「見立て」に挑戦してもらいたいです。
石を並べるセンス
さらに、本書では著者がSNSで人気を博している美しい石の並べ方や、その撮影テクニックも初めて公開されています。美しい景観を映し出すためのコツや配慮を知ることで、より一層石拾いが楽しくなります。何気ない散歩が、特別な時間に変わることでしょう。
目次のご紹介
本書の構成は以下の通りです:
- - chapter01: 石の小図鑑(火成岩、堆積岩、変成岩、鉱物、化石)
- - chapter02: 石の見立て(風景や食べ物、生き物など)
- - chapter03: 石を並べる
- - chapter04: 石を拾うということ
このように、ズラリと並んだ石の図鑑に加えて、見立てや並べ方を楽しむ要素が詰まっているのが特徴です。
著者の紹介
著者「石の人」は、海や川で石を積極的に拾っており、その活動について深く学び、発信している人です。監修を務める川端清司氏は、大阪市立自然史博物館館長としての経歴を持ち、その専門知識からも本書がより面白く、深い内容になることでしょう。
書籍情報
- - 書名: 海辺の石ー小図鑑・見立て・石並べー
- - 著者: 石の人
- - 監修: 川端清司(大阪市立自然史博物館館長)
- - 発売日: 2025年3月
- - 仕様: A5並製、総144頁
- - 定価: 1,980円(10%税込)
- - ISBN: 978-4-7661-3944-0
この本は、石に興味がある方から、趣味として石拾いや、自然の美しさを感じたい方まで、多くの人々に楽しんでいただける内容です。今から予約をして、この石の新たな世界を体験してみてはいかがでしょうか。