高齢ドライバーを対象にした実技講習会
一般社団法人日本自動車連盟(JAF)京都支部が主催する実技講習会「ドライバーズセミナー シニアコース」が、2023年10月11日(土)に京都市伏見区の交通安全協会自動車練習場で開催されます。このイベントは、主に50歳以上のベテランドライバーを対象としており、参加者が自らの運転技能を再確認し、安全に運転を続けるためのスキル向上を支援することを目的としています。
交通事故の現状
近年の統計データによると、65歳以上の高齢運転者が関与する交通事故は依然として高い水準にあり、社会問題としての認識が深まっています。このような課題を解決するため、今回のセミナーでは高齢ドライバーが安全に運転をするための実践的なスキルや知識を提供します。
セミナーの内容
実技講習会では、以下の内容に取り組みます。
- - 車の死角チェック:乗用車の運転席からの死角を確認し、危険を回避する方法を学びます。
- - パイロンスラローム:運転姿勢やハンドル操作をチェックするための練習を行います。
- - 急ブレーキ体験:乾燥した路面で行う急ブレーキ体験を通じて、緊急時の対処法を習得します。
- - 見通しの悪い交差点の通過方法:安全に通過するためのテクニックを確認します。
このように、実技を通してドライバーとしての能力を向上させることを目指します。昨年参加した方々からは「急ブレーキ体験ができて良い勉強になった」「運転姿勢の重要性に気づけた」といった嬉しい声が寄せられています。
参加申し込みについて
セミナーの開催は2023年10月11日(12:00~16:00)です。場所は京都府交通安全協会自動車練習場(住所:京都市伏見区淀樋爪町634番2)で、参加費はJAF会員の場合1,100円、一般の場合2,200円となっています。また、同じ内容が交通安全協会会員にも適用されます。
定員は12名であり、最少催行人数は5名となっています。応募者が多い場合は抽選となるため、興味がある方は早めに申し込むことをおすすめします。申込締切は9月24日(水)です。
参加条件
参加資格は50歳以上で運転歴が1年以上の方、任意保険に加入、ABS装備の3・5・7ナンバーの自家用自動車を運転できる方となっており、軽自動車でも参加可能です。
この公益的な活動は、全日本交通安全協会とJAFの共同主催で、後援に警察庁や国土交通省、京都府警察本部が協力しています。
参加希望者は以下のURLから詳細を確認し、申し込みを行ってください。
申し込みはこちらから
防災意識の高まりと共に、自らの運転技能を見直し、さらなる安全運転を目指しましょう。