株式会社synergeeeがAIエージェントを発表
2026年5月22日、東京都世田谷区に本社を置く株式会社synergeeeは、パートナーセールスに特化したAIエージェント「synergeee」を正式にリリースした。この新しいプラットフォームは、代理店販売において企業の販売活動をサポートすることを目的としている。
新しいセールスのアプローチ
「synergeee」は、Slackやメール、Chatworkといった現在使用されているコミュニケーションツールから活動データを自動収集し、パートナーとの関係性を可視化・スコアリングする新たな「PRI(Partner Relationship Intelligence)」プラットフォームである。このシステムは、パートナーに新たなシステムへのログインを求めない独自のアーキテクチャを採用しており、これまで属人化されていたパートナーセールスを、誰が行っても安定した成果を得られる仕組みに変革することを目指している。
日本のB2B市場の課題
近年、日本のB2B市場は、依然として代理店やリセラー、SIerなどのパートナーを利用した間接販売で構築されている。この市場規模は直販を上回るが、営業オペレーションは依然としてエクセルや属人化したノウハウ、さらにはベテランの経験則に依存している。一方で、「パートナーがアクティブにならない」という共通の課題が浮かび上がった。実際、提携企業100社のうち、動かないパートナーが多数存在し、PRMツールの導入も約8割の企業がデータを蓄積できずにいる。
既存のPRMとの違い
これまでのPRM(Partner Relationship Management)は、パートナーがログインして情報を入力することを前提に設計されてきた。しかし、日本のパートナービジネスの構造上、パートナー側が実際にログインして情報を入力するインセンティブは少ない。これに対し、synergeeeはログインを必要とせず、既存のコミュニケーションツールから自動的にデータを収集することで、関係性を可視化する新たなアプローチを提案している。
synergeeeの特長と機能
1.
ログイン不要のデータ収集: Slackやメールなどのツールからリアルタイムでデータを自動収集し、パートナーとの関係性を三層構造で蓄積。
2.
関係性の可視化: 6段階のActivity Levelによりパートナーとの活動頻度を可視化し、隠れた才能をリアルタイムに発見。
3.
AIエージェントによる提案: AIを用いた次の一手を提案し、マネジメント業務の効率化を図ることができる。
目指す未来
synergeeeが目指すのは、パートナーがアクティブになり、紹介及び売上が持続的に増加する世界である。このシステムにより、担当者が変わっても関係性が保持され、新人でもベテランの判断を再現できる環境が整う。今後、このプラットフォームに対する期待が寄せられる中、synergeeeは日本の間接販売チャネルのポテンシャルをさらに引き上げていく。
会社情報
株式会社synergeeeは、東京都世田谷区北沢で設立され、共同代表の葛西了太氏と鍋本真吾氏によって運営されている。企業HPは
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