株式会社MAGMAが資金調達を発表
東京都渋谷区に本社を置く株式会社MAGMAは、2025年7月にシードラウンドで資金調達を実施したことを発表しました。本ラウンドでは、投資会社の株式会社BUBを含む複数の投資家からの資本参加と、金融機関からの融資が組み合わさった資金調達が実現しました。この資金は、同社が運営する山梨県の下部温泉にある旗艦施設『MAGMA RESORT Shimobe』のサービス向上や運営体制の強化、およびマーケティング活動に充てられる予定です。
新しい宿泊モデル「ホテルinホテル」
MAGMAが提案する新たな宿泊体験「ホテルinホテル」は、地方の宿泊施設が抱える稼働率や空室の課題に関するものです。未利用の空間に新しいコンセプトを持つ体験型ホテルを設けることで、既存施設を活用しつつ新たな宿泊の価値を生み出すことを目指しています。これにより、地域資源の活用も促進され、旅行者にとって利便性の高い宿泊体験が提供されることでしょう。
起業の背景と情熱
MAGMAの代表取締役社長である福永祐大氏は、「いつか起業したい」という思いを大学時代にさかのぼります。彼は和食店でのアルバイトを通じて、大将の熱意と真剣さに強く感化され、夢を追いかけ続けることが自分の人生のテーマとなりました。その後、株式会社BUBでの経験を通じて、人との関わりや温かさを大切にする姿勢を学び、その経験を基にMAGMAを設立しました。
株式会社BUBの支援
MAGMAは、BUBとは独立した法人ですが、創業時にBUBからの資本参加を受けました。BUBの支援を受けることで、起業に対する心強いバックアップを得ることができ、BUBでの経験は今のMAGMAにとって非常に貴重な財産です。
投資家の応援メッセージ
IMAGMAGMAが資金調達を行う際に支援している投資家である佐藤崇弘氏も、MAGMAに対して応援のメッセージを寄せています。「宿泊業界に新たな角度から挑む起業家の姿に大きな可能性を感じています。信じるスタイルで新しい宿泊体験を社会に広げていくMAGMAを、これからも応援していきたいです。」と述べています。彼の言葉は、MAGMAの未来に期待を寄せるものです。
これからの展望
MAGMAは、まだ創業して2期目の若い組織ですが、その柔軟な発想と迅速な挑戦を活かして、訪れること自体が目的となるような宿泊体験を提供し続けていく方針です。今後も地域の魅力を活かした新たな宿泊体験を創出し、多くの人々に喜ばれる宿泊施設を目指して日々努力していくとしています。皆様からのご指導や支援が重要であり、一歩一歩成長していく姿を見守っていただければ幸いです。
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