2025年6月度 クレジットカード利用実態調査
2025年6月、アドバイザーナビ株式会社が実施したクレジットカードの利用実態に関するアンケートの結果が公開されました。調査対象は289名。主要な結果は以下の通りです。
主要なクレジットカードの選択状況
調査によると、最も多く保有されているクレジットカードは楽天カードで、その割合は76.1%でした。次いで、イオンカードが28.7%、三井住友カードが27.7%と続いています。このデータから、楽天カードが圧倒的な人気を誇っていることが分かります。
メインで利用されているカードについても、楽天カードが52.9%で第1位。三井住友カードが11.4%、イオンカードが5.5%と続き、楽天カードの利用母体の強さが際立っています。
カード選択の基準
ユーザーがクレジットカードを選ぶ際の重視点を尋ねたところ、多くが「ポイント(マイル)還元率」を重視していることが明らかになりました。また、「入会金・年会費が安い」、「自分の経済圏との親和性」も重要な要素として挙げられました。
これにより、ユーザーの経済的利益を重視する傾向がうかがえます。
国際ブランドの選択
次に、国際ブランドに関するデータを見てみましょう。最も人気があるのはVisaで、58.1%がこのブランドを選んでいます。続いて、JCBが26.6%、Mastercardが13.8%という結果でした。
カードの枚数
クレジットカードを何枚保有しているかの質問に対しては、「2枚」という回答が最も多く、次いで「1枚」や「3枚」が続きました。全体の約80%が複数のカードを所持しているという結果は、利用者の利便性を求める姿勢を示しています。
即日発行の実態
続いて、クレジットカードの即日発行に関する結果も興味深いものでした。最も多かったのは「1週間以内」で43.9%、次いで「2週間以内」が18.3%、即日発行は11.1%と比較的少数でした。
即日発行できたクレジットカードについては、1位が楽天カードで40.6%、イオンカード、三井住友カード、dカードがそれぞれ21.9%の票を集めており、特に楽天カードが人気を博しています。
即日発行の方法についての調査では、「デジタルカードによる即時発行」が62.5%で最も多く、続いて「店頭受取による即日発行」が31.3%と続きました。仮カードによる即日利用は6.3%と少数です。
発行までにかかる具体的な時間では、「30分以内」が42.9%で最も多く、全体の約8割が1時間以内にカード発行が完了していることが確認されました。
この調査結果は、クレジットカードの選択や即日発行への需要が高まっている様子を示しており、経済的な視点や利便性を重視する傾向が浮き彫りになっています。今後、特に楽天カードの人気がどのように変動するのか、注目が集まります。詳しい情報は、アドバイザーナビ株式会社のサイトで確認できます。
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