株式会社イトーキが、ドイツで開催されるiF Design Award 2026において、その卓越したデザイン力が評価され、製品3件と空間4件が受賞の名誉に輝きました。この賞は、世界三大デザイン賞の一つとされており、受賞は企業やデザイナーにとって大きな栄誉です。本記事では、受賞した具体的な製品や空間の特徴を詳しくご紹介します。
受賞製品の概要
1.
BITMAP(ビットマップ)
この独創的なソファは、異なるサイズのブロックが一つのエッジで繋がっています。その結果、特異な外観を持ちながらも、肘置きや背もたれ、さらには簡易テーブルとしても機能します。各モジュールは、自在に組み合わせることができ、平行、対面、斜めなど様々な形で設置可能。コミュニケーションを促進するためのデザインが施されています。
デザイナーはTodd Bracher氏。製品ページは
NII | BITMAP
2.
Centra(セントラ)
Centraは、社交的な場に最適なビッグテーブルです。個人の思索に使ったり、複数人数での会話を楽しむ場にもしっかりと対応。安定した脚と独特の形状は、安らぎを生む一方、感覚的にも開放感を与えます。特定の使い方に縛られない設計で、自然な交流の場を促進します。
デザイナーは株式会社イトーキ加藤幸佳、山下浩治氏。製品ページは
Centra | ITOKI
3.
Support Stool S(サポートスツール エス)
医療現場において重要な役割を果たすこのスツールは、看護師が効率的に業務をこなすための設計がされています。20年以上の実績を基に、狭い病院環境でも使用しやすいように工夫されています。デザインは機能美だけでなく、エレガントさも兼ね備え、患者やスタッフに安心感を与えることを目指しています。
デザイナーは株式会社イトーキ 成瀬 駿汰氏。製品ページは
サポートスツールS 機能・特長 FEATURE | ITOKI Product Catalog
受賞空間の概要
1.
ITOKI DESIGN HOUSE 11F(イトーキ デザイン ハウス)
このクリエイティブハブは、新しい働き方を実践するための場所です。オフィス兼ショールームとして、チームが集まり、互いに刺激を与えながら生産性を高める役割を果たしています。快適なカフェが併設され、オープンなコミュニケーションが奨励される空間となっています。
デザイナーは株式会社イトーキ香山幸子、西岡利恵、岩松里紗ら。
2.
Bay Tech Makuhari(東洋エンジニアリング本社オフィス)
「BLUE PLANeT」をテーマにしたこのオフィスは、社員の多様性を尊重し、共創を促すために設計されています。インナーブランディングの強化を図り、新たな"TOYO"を形にするための理念が込められています。
デザイナーは株式会社イトーキ 島村正信ら。
3.
朝日新聞東京本社
新たな部署の設立に伴いリニューアルされたこのオフィスは、「CLEAR」をコンセプトにしており、従業員間のスムーズなコミュニケーションを実現します。新聞社ならではのアイデンティティを反映したデザインや素材が特徴的です。
デザイナーは株式会社イトーキ岡純平、松田みなみ、田中春日氏のチーム。
イトーキのビジョンと今後の展望
株式会社イトーキは1890年に創業以来、ミッションに「明日の「働く」を、デザインする。」と掲げ、オフィス空間のデザインにも力を入れています。在宅ワークや公共施設向け機器の開発に加え、AIとデザインを組み合わせた新しい空間作りを推進しています。ハイブリッドな働き方が進行する中、イトーキは生産性を向上させるための様々な施策を展開し続けています。これからも新しいワークスタイルと快適なワークプレイスの提供を目指して、様々なパートナーとの協業を通じて、革新を追求していくでしょう。