広島の新駅弁登場！料理人コンクール受賞者が監修した逸品とは？

広島の食文化が詰まった新しい駅弁が誕生！

広島県が誇る食文化が、遂に新たな駅弁として具現化されました。人気の「おいしい！広島プロジェクト」から生まれたこの弁当は、有名な料理人たちの技が光るこだわりの逸品です。特に、味わい深い「天然真鯛」と広島のブランド牛「比婆牛」を使用した自信作に仕上がっています。

瀬戸内の天然真鯛を使用した「めで鯛たべ鯛楽しみ鯛」

この駅弁は、広島駅弁当株式会社とJR西日本の共同企画として開発されました。料理人コンクール最優秀者である村田憲洋さんの手によるこのお弁当は、100%の天然真鯛を使用。お値段は1,380円（税込）です。

村田さん曰く、「天然真鯛を余すことなく味わっていただける」とのことで、特に『鯛出汁ごはんと合わせた鯛そぼろ』が自慢のポイントとのことです。瀬戸内の恵みを余すところなく楽しむことができる一品は、弁当好きにはたまらない魅力です。

ブランド牛「比婆牛」を使用したローストビーフ弁当

もう一つの目玉は、「比婆牛のローストビーフ弁当」。こちらはリーガロイヤルホテル広島の迫谷心さんが考案したもので、販売価格は2,800円（税込）です。このローストビーフ弁当は、比婆牛の旨みを最大限に引き出すための工夫が凝らされており、ご飯に混ぜられたレモンと海苔は、瀬戸内の美しい島々や海をイメージしています。

迫谷さんは、「この料理で広島の食文化をより一層引き立てることができた」と自信を持ってコメントしています。このローストビーフ弁当は、まさに広島の地元食材の魅力が凝縮されています。

知事も大絶賛

発表会では、広島県知事も新たに生まれた駅弁の完成度には感動を隠せなかった様子。「広島の最高の美味しさを使った弁当ができて本当にすばらしい」と語り、新広島名物としての期待感を寄せています。この弁当を多くの人に味わってもらいたいという思いが伝わってきます。

料理人コンクールの意義

こうした新たな駅弁が誕生する背景には、広島県で行われている料理人コンクールの存在があります。平成26年から始まったこのコンクールでは、優秀者が様々な場所で活躍を広げています。令和7年度のコンクールでは、全国の40歳以下の若手料理人の参加も募集中です。これからの広島の美味しさを支える新たな才能の登場も期待されます。

新しい駅弁が広島県の食文化にどのような新たな風を吹き込むのか、今から楽しみです！

ぜひ、広島を訪れた際には、これらの新しい駅弁を手に取ってみてください。地元ならではの食材を使った贅沢な味わいを存分に楽しんでください。