健康革命の旗手、バタフライピーパウダー
滋賀県の日本アドバンストアグリ株式会社は、美しい青色をもたらすバタフライピーを用いた天然色素の製造を開始しました。この色素は、食品の着色に利用できるだけでなく、健康をサポートする機能も兼ね備えています。日本だけではなく、タイからの安定的な供給を背景に、さらなる事業拡大へと舵を切りました。安定生産を支えるのは、現地の新鮮な農産物を利用している点で、これにより品質の向上とコスト削減を実現しました。
バタフライピーの健康効果
バタフライピーには、アントシアニンで構成される「テルナチン」が含まれており、血糖値や中性脂肪の上昇を抑える効果が期待されています。これにより、健康志向が高まる中で、特に生活習慣病への危機感が強い東南アジア市場での需要が高まっています。日本アドバンストアグリ社は、このバタフライピーを機能性食品やスーパーフードとして、さらに広く普及させる考えです。
今回、バタフライピーパウダーを用いた機能性表示食品としてのティー(顆粒)が発売され、その人気はすでに外国市場にも広がりを見せています。「ブルー抹茶」として、抹茶のように茶筅でかき混ぜて飲むスタイルも提案され、特に東南アジア地域では大きな注目を集めました。清涼感と視覚的に美しい飲み物として、健康効果も相まって多くの支持を集めています。
安全性の確認と市場展開
日本アドバンストアグリ社は、安全性についても万全を期しており、HACCPやハラル認証を取得しています。こうした基準を満たした製品は、東南アジアの顧客へも出荷されており、広範囲な市場展開を進めています。また、シクロチドの安全性評価や、過剰摂取試験も終え、これにより日本にとどまらず、欧米市場への進出も視野に入れています。
未来への展望
将来的には、バタフライピーの研究をさらに深め、スーパーフードとしての新たな可能性を切り開くことを目指しています。特に、抗酸化作用に優れたテルナチンの利用は、心臓病や癌、糖尿病のリスクを低減する可能性を秘めており、その研究は今後も続けられます。私たちは、健康と美容の観点から、多くの人々に幸せをもたらす原料として、バタフライピーを積極的に広めていきます。
日本アドバンストアグリ株式会社の情報
- - 設立: 2006年4月
- - 本社: 滋賀県長浜市末広町617-1
- - 代表取締役: 辻昭久
- - 資本金: 6500万円
- - 従業員数: 14名
私たちは、今後も皆様に愛される製品づくりを目指し、努力を続けて参ります。