クリエイトエス・ディー、経理業務の効率化への一歩
全国に777店舗のドラッグストアを展開する株式会社クリエイトエス・ディーが、株式会社インボイスによる「Gi通信」を導入しました。このサービスにより、請求書の受領から支払業務に至るまでの一連の経理業務が大幅に簡素化され、業務の効率化とコスト削減が実現されています。今回は、この導入に至った背景や具体的な改善内容をご紹介します。
株式会社クリエイトエス・ディーについて
クリエイトエス・ディーは、神奈川県横浜市に本社を置く企業で、全国展開するドラッグストアを運営しています。12,240名の従業員を抱え、地域に密着した服務を行っており、地域の健康サポートの役割を果たすべく、調剤薬局を併設する店舗も多く展開しています。
同社の経営理念には「お客様≒患者様の近くにいて、『ふれ合い』を大切にします」という理念が掲げられており、地域医療との連携に力を入れています。さらに、プライベートブランドやEDLP(エブリデイロープライス)の展開を通じて、消費者にお求めやすい価格でのサービスを提供しています。
導入前の課題
店舗数の増加に伴い、受取請求書の処理が業務負担となり、経理部門では複数の課題を抱えていました。約100店舗の新規出店が毎年行われ、特に通信関連の費用は店舗毎に多様化しており、処理の効率化が急務となっていました。請求書はメールや紙媒体と混在しており、店舗ごとに仕分けを行う必要があったため、業務が煩雑で非効率的でした。
「Gi通信」の導入
これらの課題に対処するため、株式会社インボイスが提案する「Gi通信」サービスが導入されました。このサービスは請求書を一括で受領し、店舗毎に仕分けされたデータを提供するというもので、業務の効率化を図るための重要な要素となりました。導入にあたって、特に経理部門が強く期待したポイントは、請求書処理の大幅な軽減です。
導入後の成果
「Gi通信」の導入により、経理業務の効率化が実現され、請求書処理の負担が大幅に軽減されました。例えば、これまで複数枚の請求書を処理していた通信費が1枚のデータに集約され、店舗毎に仕分ける作業が不要になりました。
また、通信費に関しては店舗の通信環境に影響を与えずにコスト削減ができ、経理だけでなく総務部門の負担も軽減。両部門の課題を同時に解決できたことで、業務の効率が向上し、コスト削減の実感も得られています。
結論
クリエイトエス・ディーによる「Gi通信」の導入は、経理業務の効率化のみならず、社員の苦労を軽減する意義のあるステップとなりました。今後も同社は地域貢献の姿勢を保ちつつ、業務の効率化を進めていくことでしょう。