Agxが新IoTクラウドを発表
2018-10-01 10:01:28

AgxがBLEルータ向けIoTクラウド「ThingScale」を採用し、簡単な導入を実現

Agxの新たなIoTソリューションの展開



株式会社Agxは、スマートデバイス向けのBluetoothルータ「Cassia Networks E1000/X1000」とクラウドプラットフォーム「ThingScale」を統合した新たなIoTトータルパッケージ「ThingBridge」を提供開始しました。このサービスは2018年10月1日から利用可能です。

背景



近年、Bluetooth Low Energy(BLE)技術が注目を集めています。これは、低消費電力で小型化が可能なことから、モバイルデバイス、ウェアラブルデバイス、ビーコン、センサーなどのIoTデバイスの導入を促進するものとされています。しかし、最終的なサービスを構築する際には、データをクラウドプラットフォームに送信し、アプリケーションと連携するための技術的な課題が存在し、それが事業化のハードルとなっていました。

そこで、Agxは「スマホ不要」と「マルチデバイス接続」が可能なCassia Bluetoothルータを使用して、BLEデバイスからのデータを簡単に収集できる「ThingScale」を採用し、導入時の技術的な課題を解決します。これにより、IoTアプリケーションの迅速な市場投入が実現します。

Cassia Bluetoothルータの特徴



Cassia Bluetoothルータには、いくつかの画期的な機能があります。まず、BLEデバイスを接続するためにスマートフォンが不要である点です。これにより、使用環境を問わず手軽にデバイスを導入できます。また、最大300メートルの長距離BLE接続が可能で、特許技術に基づいています。さらに、市販のウェアラブルバンドやウェアラブルシャツなどのBLE端末を簡単に活用できる点も魅力です。

Access Controllerを用いることで、複数のCassia Routerを一元的にクラウド上で管理でき、コンテナ実行機能を使用してデータのフィルタリングや加工を行うエッジ処理も可能です。

ThingScaleの機能



ThingScaleは、利用者が数分でIoT PaaS(Platform as a Service)を利用開始できる点が大きな魅力です。Cassia Bluetoothルータに接続されたBLEデバイスを自動認識し、データを専用の時系列クラウドストレージに安全に格納します。これにより、データを活用した上位アプリケーションの開発も容易になります。セキュアで高効率なMQTTS通信により、データの収集も安全に行える仕組みです。

ターゲット市場



Agxの新たなIoTトータルパッケージは、ヘルスケア、ウェアラブル端末、ホームオートメーション、教育、スポーツ、フィットネス、工業など、幅広い市場をターゲットとしています。

企業情報



株式会社Agxは、ウェアラブルおよびIoTシステムの開発を行うベンチャー企業です。IoTハードウェアに適した設計や開発を手がけ、お客様の要件に応じたIoT接続に必要なモバイルアプリケーションの開発も行っています。詳細については、Agxの公式ウェブサイトをご覧ください。

また、センシニクス合同会社は、グローバルに展開するIoTメッセージプラットフォーム「ThingScale」を提供しており、オンラインサインアップにより世界中から短時間で利用可能です。詳細は、センシニクスの公式サイトで確認できます。

このように、Agxとセンシニクス合同会社は新しいIoTソリューションを提供し、より多くの企業や個人が手軽にIoTを導入できるよう努めています。

会社情報

会社名
センシニクス合同会社
住所
東京都中央区銀座7-13-6サガミビル2F
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: Agx Cassia ThingScale

Wiki3: Agx Cassia ThingScale

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