長野県東御市の「海野宿」地区において、150年前の土蔵を改装し「ときをほどく図書館」を作るプロジェクトが進行しています。この企画は、古民家をリノベーションした貸切プライベートワークプレイス「上州屋」として2023年7月にオープン予定です。
上州屋のコンセプト「ときと、ひとを、ほどく」とは、時間を超えて人々がつながり、交流する空間を提供することを意図しています。ここでは、個々のクリエイティブ制作やリモートワーク、企業のプロジェクト合宿やチームビルディングなど、多目的に利用できる環境が整えられています。
このプロジェクトに必要な資金はクラウドファンディングを通じて集められています。築150年という歴史を持つ土蔵には老朽化が進んでおり、その改装にあたっては、地域の方々が集う場を提供するだけでなく、資料や書籍を充実させた図書館として新たな役割を持たせたいと考えています。地域のコミュニティが再生し、町の活性化に貢献することがこのプロジェクトの主軸です。
オープンに向けた目標金額は120万円で、セカンドゴールとして250万円が設定されています。この金額は、プロジェクトの実行者である株式会社PLOT STANDARDが設立した代表、浅川達也のもと、支援金が目標金額に達しない限りは受け取れない仕組みになっています。この「All or Nothing」方式は、支援者にとってもリスクを軽減する一因となっています。
支援者による資金が集まることで、このプロジェクトは実現可能になり、地域の歴史や文化を後世に伝える貴重な拠点となることでしょう。支援金が目標に達成した際には、ただの図書館ではなく、地域の憩いの場であり、交流の中心として多くの人々に愛される場所となることを目指しています。
プロジェクトページは
こちら。また上州屋についての詳細は、公式ウェブサイトやSNSも活用してご覧いただけます。
このプロジェクトは、地域の活性化に寄与するだけでなく、古民家のリノベーションによって過去の価値を現在に引き寄せる重要な試みといえるでしょう。ぜひ、その夢を実現する一助となってください。