Z世代の結婚観
2025-10-01 13:37:32

Z世代の結婚観を探る!新たな結婚式の形と価値観とは?

Z世代が描く新しい結婚観とは



婚礼大手である株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ(T&G)は、結婚式を挙げるカップルを対象に『Z世代にみる結婚観の変化とその背景』についてアンケート調査を行いました。本調査は、Z世代とそれ以前の世代との価値観の違いを探るもので、特に結婚式やパートナーとの関係性についての洞察を得ることを目的としています。

Z世代のモチベーションの傾向



調査結果によれば、Z世代を含む30代以下の若者は、結婚や結婚式に対するモチベーションの面で、パートナーとの間に大きな差を感じない傾向が強いことがわかりました。具体的には、65%のZ世代が「モチベーションに差がない」と回答しており、これは30台の人々にも同様の傾向がみられました。一方で、40歳以上の世代では、56%が「差がある」と答えており、世代間の意識の違いが浮かび上がります。

この調査から見えてくるのは、若い世代が互いの価値観をしっかりと共有し、結婚という新たな生活をともに描いていることです。Z世代は、話し合いや納得感を重視し、パートナーとの温度差を感じづらいようです。

結婚式の定番やしきたりをアップデート



次に、Z世代が結婚式においてアップデートしたいと感じる定番やしきたりについての結果です。最も多かったのは「進行や演出」で133人、次いで「招待状や席次表」に関する回答が111人でした。さらに、Z世代の40%が実際に結婚式でこれらの定番をアップデートしたと回答しており、他世代に比べてやや積極的な姿勢が見受けられます。

具体的な例としては、結婚式の進行の中で必要のない演出(ブーケトス、ケーキ入刀など)を省くことが増えており、これにより「特に楽しい式だった」との感想が寄せられています。また、招待状や席次表をWebで管理することによって準備の負担が減り、ゲストへの配慮にもつながっています。

ジェンダーの固定観念を薄める取り組み



Z世代の結婚式における一つの大きな特徴は、「ふたりらしさ」を重視したアプローチです。ジェンダーバイアス(性別による固定観念)が感じられない結婚式の形が模索されています。具体的には、バージンロードを父親だけではなく新郎と一緒に歩いたり、新婦の挨拶とともに新郎も感謝の意を述べる場面が増えています。実際の回答からも、新郎新婦の役割に対して柔軟な意識がうかがえます。

SNSの影響で結婚式準備も変化



結婚式の準備における情報収集手段も変わりつつあります。Z世代では特にInstagramやTikTokが主な情報源となっており、先輩花嫁のアカウントを参考にする声が多く聞かれました。また、ChatGPTを活用したという回答もあり、ITやSNSが結婚式の準備に果たす役割はますます大きくなっています。対照的に30代以上の方は、友人やウェディングプランナーからのアドバイスを重視する傾向が見受けられました。

まとめ



テイクアンドギヴ・ニーズの今回の調査からは、Z世代の結婚観が伝統的な価値観からの変化を示していることが明らかとなりました。パートナーシップのあり方から、結婚式の形式、準備の方法に至るまで、彼らの声を反映した新たな結婚文化が生まれ始めています。このトレンドは、今後の結婚式業界や社会全体にどのような影響を及ぼすのか、今後の動向から目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ
住所
東京都品川区東品川二丁目3番12号 シーフォートスクエアセンタービル17階
電話番号
03-6833-1122

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