ポリウレタン国際フォーラム2020の開催について
2020年11月10日と11日、名古屋市にて「ポリウレタン国際フォーラム2020」が開催されます。このイベントは、ポリウレタン材料の技術革新や製品の普及に大いに貢献するもので、アジアでのポリウレタンフォーム生産開始から60年の節目を迎えるにあたり、開催が決定されました。
フォーラムの趣旨
ポリウレタンは1940年代からの歴史を持つ素材で、私たちの生活を豊かにする重要な役割を果たしてきました。最近では環境や健康といったテーマが重要視される中、ポリウレタンはこれらのニーズに応えるために進化を続けています。これにより、ポリウレタンを用いた新しい製品の開発が期待され、今後の成長が見込まれています。
フォーラムでは、ポリウレタン産業の権威であるPatrick W. Thomas氏や、日本のポリウレタン研究の第一人者・長崎大学の古川睦久名誉教授を招き、環境、安全、高機能化、豊かな生活についての講演が行われます。また、原料や機械メーカー、エンドユーザーなど、さまざまな関係者が参加し、意見交換を行う場としても位置づけられています。
フォーラム開催概要
- - 名称: ポリウレタン国際フォーラム2020
- - 主催: ポリウレタン国際フォーラム委員会 / 公益財団法人ポリウレタン国際技術振興財団
- - 日時: 2020年11月10日(火)〜11日(水)
- - 会場: 名古屋コンベンションホール
愛知県名古屋市中村区平池町4丁目60-12グローバルゲート内
講演内容
フォーラムでは以下の講演テーマが予定されています。
- - 環境課題や安全性問題についての方向性
- - 新規ポリウレタン原料や添加剤
- - マテリアルの高機能化に関する新たな市場
講演内容は2020年2月時点での情報であり、今後も更新が期待されています。これらのテーマは、今後のポリウレタン産業の進展に向けた重要な指針となることでしょう。
ポリウレタンの進化と未来
ポリウレタンは、1937年にドイツで初めて発明されて以来、様々な用途で利用されるようになりました。例えば、発泡ポリウレタン、エラストマー、繊維、合成皮革、接着剤、塗料など、多岐にわたります。それぞれに特有の機能を持ち、生活用品から自動車部品に至るまで、多様な分野での展開が進んできました。
現代社会においては、環境問題やクリーン技術が重要視されるなか、ポリウレタン業界もそれに応えるべく研究・開発が進められています。本フォーラムは、そのような取り組みを支援し、ポリウレタン産業のさらなる発展を促す重要な場となることでしょう。
結論
ポリウレタン国際フォーラム2020は、ポリウレタンに関わる最新技術や市場の動向を知る貴重な機会です。業界の専門家とのネットワーキングはもちろん、今後の製品開発や環境問題への対応についても議論されることが期待されています。多くの方々が参加し、充実した意見交換の場となることを願っています。