新造LNG船「REX TILLERSON」と「UMM GHUWAILINA」命名式をカタールで開催

新造LNG船「REX TILLERSON」と「UMM GHUWAILINA」の命名式

商船三井が9月10日、カタールの国営エネルギー会社QatarEnergyの100%出資子会社に向けた新しいLNG船の命名式を、中国の滬東中華造船(集団)有限公司にて行いました。この新造のLNG船2隻は、続々と拡大するQatarEnergyのLNG船隊の一環として、新たに名を冠されたものです。

式典には、Qatar EnergyのCEOであり、カタールのエネルギー大臣であるSaad Sherida Al-Kaabi氏、さらには商船三井の社長である橋本剛氏が出席し、関係者が見守る中でいずれの船名も発表されました。1番船には「REX TILLERSON」、2番船には「UMM GHUWAILINA」という名が与えられました。

「REX TILLERSON」という名前は、元エクソンモービルのCEOであり、カタールのLNG産業における重要な投資を行ったRex Tillerson氏に敬意を表したものです。彼の貢献は、カタール国の経済発展に大きく寄与しました。一方、「UMM GHUWAILINA」は、カタールの首都ドーハ近郊にある都市名に基づいています。

この2隻は、2022年にQatarEnergy Trading LLCとの間で締結された新造LNG船の長期定期用船契約に基づいて導入されます。商船三井は、当社の経営計画「BLUE ACTION 2035」に沿い、安定した収益を得られる事業ポートフォリオの実現を目指しています。よって、LNG船の拡大は、その一環として非常に重要な役割を果たします。

商船三井は、長年の経験と専門的な知識を活かし、海運を中心とした多様な社会インフラ事業や技術、サービスを展開しています。これにより、グローバルな社会インフラ企業としての姿を確立し、幅広いニーズに応えることで、豊かな未来を切り開いていきます。