ひろしま国際建築祭
2025-12-01 09:33:23

ひろしま国際建築祭2025、20万人超の来場者を迎え成功裏に終了し次回は2028年

ひろしま国際建築祭2025が閉幕



一般財団法人神原・ツネイシ文化財団が主催する『ひろしま国際建築祭2025』が無事幕を閉じ、延べ20万人以上の来場者を迎えました。この建築文化の祭典は2025年10月4日から11月30日までの58日間、広島県福山市と尾道市の7つの会場で実施され、総勢23組の出展建築家や作家が参加しました。

イベントの成果と感謝の意


閉幕にあたり、開催を支えてくださった所蔵者、機関、個人ならびにボランティアの方々に心より感謝申し上げます。本祭典は「つなぐ—『建築』で感じる、私たちの“新しい未来”」をテーマに設定し、地域資源を活用した多様な展示やインスタレーションを通じて、参加者は建築文化に触れ合い、未来の社会について考える機会を得ました。

多彩なプログラム


建築祭では、様々なプログラムが行われました。特に印象的だったのは、子どもを対象にした「Catch the Fall|建築、音楽、ごはん」のイベント。子どもたちの五感を刺激し、建築と触れあう機会を提供しました。また、伊東豊雄氏や藤本壮介氏など著名建築家によるトークイベントも開催され、参加者は建築の魅力を直接体感しました。展示には、未来の都市や社会を映し出す多様な視点が反映され、訪れた多くの人々が新しい発見を楽しんだことでしょう。

次回の展望


建築祭は3年ごとの開催が予定されており、次回は2028年の秋に実施される予定です。現在、2028年に向けた企画も進行中で、丹下健三の自邸「成城の家」の再現も予定されています。これにより、さらに多くの人々が建築の奥深さを体感し、地域と建築文化の関係を深めていくことが期待されます。

公式書籍の発刊


次回建築祭の公式カタログや、尾道市立美術館で開催された「ナイン・ヴィジョンズ」展の公式書籍も2026年に発刊予定。特に「ナイン・ヴィジョンズ」は、プリツカー建築賞受賞者の9名の日本人建築家に焦点を当て、それぞれの思想や実績を紹介します。これにより、日本の建築家の魅力を国内外に伝える一助となるでしょう。

最後に


『ひろしま国際建築祭2025』は、地域の建築文化の振興に寄与し、子どもたちとその未来に光を当てる重要なイベントでした。次回の開催が待ち遠しい限りです。公式サイトやSNSでは、今後の動きやイベントに関する情報も発信されるので、ぜひチェックしてみてください。


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会社情報

会社名
一般財団法人神原・ツネイシ文化財団
住所
広島県福山市沼隈町常石1083
電話番号

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