滋賀銀行が取り組む『びわ湖ブルー預金』の全貌
滋賀銀行が2023年7月1日、滋賀県のシンボルであるびわ湖を守るための新たな預金商品『びわ湖ブルー預金』の取り扱いを開始しました。この商品は、ただの預金ではなく、地域の水資源や生態系に貢献するためのものです。
びわ湖ブルー預金の目的
びわ湖は日本国内で最大の淡水湖であり、その役割は多岐にわたります。水資源の供給、生態系の保護、そして文化や歴史を支える要素として、観光や環境教育にも大きな影響を与えています。滋賀銀行は、この貴重な資源を未来へとつなげることを重要な使命として捉えています。
『びわ湖ブルー預金』では、お客様が預けたお金の一定割合(0.005%)が、環境や水生態系に関する研究を行う団体に寄付されます。この寄付金は、びわ湖を守るためのさまざまなプロジェクトに活用され、その結果、地域の生態系保護に寄与するのです。
商品の詳細
対象者
この預金は、個人そして法人の顧客を対象としています。
募集期間
2025年7月1日から2026年3月31日までの期間で募集が行われます。ただし、募集金額に達した場合には受付が終了する可能性がありますので注意が必要です。
預入期間と金額
預入期間は5年であり、預入金額は500万円以上が条件となります。利率は、店頭表示金利に基づく、スーパー定期預金300の金利が適用されます。総募集額は300億円を予定しています。
特典
『びわ湖ブルー預金』には、嬉しい特典も用意されています。個人のお客様には、年に一回、美味しい水から作られた食品などのギフトが贈呈されます。また、法人のお客様には記念盾が贈られ、希望がある場合には、その会社名が銀行のホームページに掲載されます。
持続可能な社会に向けて
滋賀銀行は、この預金商品を通じてESG金融の拡大を目指しています。経済と環境が共に成長する好循環を創出し、持続可能な社会の実現に寄与する姿勢を明確にしています。
まとめ
『びわ湖ブルー預金』は、お金を預けるだけで環境保護に参加できる新たな選択肢です。滋賀銀行の取り組みを通じて、びわ湖の未来を守りたいと考えるすべての人たちに向けた優れた金融商品と言えるでしょう。詳しくは滋賀銀行の公式ページをご覧ください。