津島東高初優勝!
2014-08-09 01:21:15

愛知県立津島東高、全国高校写真選手権で初の栄冠獲得!

第21回全国高等学校写真選手権大会「写真甲子園2014」が、2014年8月5日から8日までの4日間、北海道東川町で開催されました。この大会は、全国521校から選ばれた代表校が集まり、各校の腕前を競う重要なイベントです。特に今年は、海外からの参加もあり、多国籍な雰囲気の中で行われました。

熱戦の末、見事に頂点に立ったのは愛知県立津島東高等学校。彼らは4年ぶりに出場し、初めての優勝を手にしました。同校の作品は、滞在先や街で出会った人々をモノクロで撮影し、雨に濡れた花やポストをカラーで表現したものでした。これにより、彼らの独自で洗練された技術が評価され、最も高い賞を獲得しました。

キャプテンを務める河野充希さんは、「私たちの得意なモノクロの作品を中心にした結果が優勝に結びついたと思います」と語り、仲間や監督と共に喜びを分かち合いました。森岡剛洋監督も、涙を浮かべながら「生徒たちに『写真甲子園は楽しい』と伝えてここまで来られて、本当に嬉しい」と語りました。

この大会では、新たに「キヤノンスピリット賞」が設けられ、近畿ブロック代表の大阪府立成城高等学校が受賞しました。その作品は、素足でわらの上を歩く姿を捉えたもので、斬新かつダイナミックなアプローチが高く評価されました。

参加校は、撮影を通じてさまざまな地域の人々と交流を楽しむことができました。初出場の埼玉県立浦和第一女子高等学校のキャプテン、篠田千織さんは、「多くの人と接し、それが写真にどのように影響するかを実感しました」と振り返りました。また、山口県立新南陽高等学校は、地域の店舗からの紹介を通じて新たな出会いを経験したと話しました。

選手たちは連日の厳しいスケジュールの中、各校の作品を持ち寄り、プレゼンテーションを行いました。審査を経て、「日々成長を感じている」という声が多く聞かれ、彼らの努力が確実に実を結んでいることが窺えました。

天候には恵まれなかったものの、選手たちは「写真漬け」の4日間を楽しみ、各校が生き生きとしていました。閉会式では、思い出のスライドが上映され、選手たちは満足感と共に大会を振り返りました。

キヤノンは、このような大会を通じて写真文化の発展を願い、特別協賛を続けています。本大会を通じて、若い世代の創造力や感受性を育むことが目的です。今回の大会で得た経験や友情は、選手たちにとって一生の宝物となることでしょう。

会社情報

会社名
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
住所
東京都港区港南2-16-6キヤノン S タワー
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。