ハピネット市川ロジスティクスセンターのリニューアル
株式会社ハピネットの子会社、ハピネット・ロジスティクスサービスが物流センターのリニューアルを行いました。この施設は2001年からエンタテインメント商品の物流拠点として稼働しており、長年の間に機械が老朽化していました。そのため、我が社は現在の物流業界が直面する働き手の不足を背景に、省人化と自動化を推進することを決めました。
物流業界の課題
近年、特にエリアの集中化が進む中で、若者を中心とした働き手が不足しています。物流倉庫のスタッフとしての労働者を確保するのが難しくなってきており、我々の物流機能もこの影響を受けています。そこで、当社では自宅作業の効率化のために、新規の機械と設備を導入する必要性を強く感じていました。
リニューアルした市川ロジスティクスセンター
新しい技術の導入
この度リニューアルした市川ロジスティクスセンターでは、以下の技術を新たに導入しました。
1.
ケース立体自動倉庫「ファインストッカー」
- スタッカークレーンにより、自動で商品の収納や出庫が行えます。最大22,000個のケース、もしくは折りたたみコンテナを格納でき、在庫管理も大幅に改善されます。
2.
ピースソーターの更新
- 更新されたピースソーターは、178店舗分の同時仕分け作業が可能で、1時間あたり約13,000個の商品を仕分けられる能力があります。これにより、作業の効率が飛躍的に向上しました。
3.
T-Carryシステムとシャッターアソートシステムの導入
- 小型AGVを用いた自動出荷システムにより、作業者は出荷商品の選定が非常にスムーズになり、180店舗に対応できる力を持っています。
さらなる労働力の確保へ
これらの取り組みを通じ、当社ではエンタテインメント業界における物流のリーダーとしての役割をより強化していきます。多様化するニーズに応えるため、今後も自動化技術の積極導入と既存機械の見直しを行う方針です。
ハピネットのビジョン
株式会社ハピネットは、玩具やエンタテインメント商品の通販を手がける企業として、社会的価値を創出することを目指しています。「夢のある明日づくり」を通じて多くの人々に感動を提供し続けるため、物流にかかわる全てのプロセスを効率化し、快適なサービスを提供できる体制を整えていきます。
まとめ
ハピネット市川ロジスティクスセンターのリニューアルは、ただの機械更新に留まらず、労働者の負担軽減や業務の効率化を図る重要な第一歩です。今後も進化を続けるハピネットの物流センターにぜひご注目ください。