ソフトバンクロボティクスが物流自動化に新技術「AutoStore」を実装

ソフトバンクロボティクス、物流自動化の新たな一歩

ソフトバンクロボティクス株式会社が、国内最大級の高密度自動倉庫システム「AutoStore」をSBフレームワークスの物流センターに提供することが決定しました。これにより、2026年1月以降に物流業務の自動化が進むことが期待されています。

物流自動化の重要性

現代のビジネス環境において、効率的な物流は企業の成長に不可欠です。ソフトバンクロボティクスは、「世界の技術で物流を最適に」をコンセプトに、自動化による業務の効率化を推進してきました。今回の取り組みでも、先進的な技術を活用し、物流業務の自動化を一層促進します。

導入される技術

- 高密度自動倉庫システム「AutoStore」:

世界63カ国で利用され、高い保管能力を誇ります。今回の導入では、160台のロボットと65,000個のビンを使用して、高スループットを実現。また、自由なレイアウト設計により、空間を効率的に活用することが可能です。

- ピッキングロボット「Berkshire Grey」:

あらゆる形状の商品の取り扱いが可能で、入荷時に自動的に保管容器に移し替える作業も行います。これにより、作業効率が大幅に向上します。

- 自動フォークリフト「BALYO」:

高い安全基準を満たした搬送システムで、国内初の3way高層タイプが導入されます。狭い通路でも運用可能な仕様です。

自動化によるメリット

物流倉庫の自動化により、作業効率が向上し、ヒューマンエラーの発生を減少させることができます。これにより、品質の向上が図られ、結果として顧客満足度を高めることができます。また、作業者の負担軽減にもつながり、働きやすい環境が実現されます。

ソフトバンクロボティクスの歴史

ソフトバンクロボティクスは、2014年に人型ロボット「Pepper」を発表し、その後も清掃ロボットや配膳ロボットなど、多様な製品を展開しています。物流自動化ソリューションの開発にも力を入れており、これまでの経験とデータを活用して、企業のロボット導入を支援しています。

現在、世界9カ国に展開し、豊富な経験から得た知見を基に、今後もロボットと人間が共生する社会を目指して進化し続けます。

SB C&SとSBフレームワークスについて

SB C&S株式会社は、法人向けに先進のテクノロジーを駆使したソリューションを提供しており、SBフレームワークスは物流オートメーションやIT関連ビジネスを展開しています。両社の協力により、物流業務のさらなる効率化を図っています。

今後もソフトバンクロボティクスは、技術革新を通じて物流業界の発展に貢献していく予定です。