高精白日本酒『涅槃』
2022-04-19 14:00:03

楯の川酒造が贈る高精白日本酒『涅槃』誕生の背景と魅力

楯の川酒造が贈る新ブランド『涅槃(ねはん)』



山形県の楯の川酒造は、2022年に新たな日本酒ブランド『涅槃』を発表しました。この新ブランドは「高精白×熟成」というユニークなテーマに基づき、呑み手に新たな体験を提供します。

『涅槃』の魅力とは?



新ブランド『涅槃』の最大の特徴は、高精白米を使用しながらも熟成させる点です。一般的には、生酒などフレッシュな状態で楽しむ高精白の酒が多い中、熟成を加えた新たな試みは注目に値します。完成した「涅槃 黒 2020」は、精米歩合20%以下の酒米を使用し、熟成することで生まれた深みとまろやかさを兼ね備えています。日本酒の概念に新たな風を吹き込むこの作品は、時の流れを感じることができる逸品です。

高精白×熟成という新カテゴリーの誕生



近年、フレッシュな日本酒が多くの支持を受けていますが、適切に熟成された日本酒はまた別の魅力を持っています。楯の川酒造は精米歩合20%以下に挑戦し、雑味のない繊細でありながら味わい深い日本酒を実現しました。この新カテゴリーは、今後の日本酒業界の流れを変える可能性を秘めています。

希少な酒米で造られる『涅槃』



酒米には、楯の川酒造が長年の試行錯誤を経て復活させた「惣兵衛早生」を使用しています。この幻の酒米は、すでに流通が難しくなりつつあるため、非常に貴重です。現在、世界でこの酒米を使用した日本酒を醸造しているのは楯の川酒造だけと言われており、その希少性はもう一つの魅力です。

丁寧な仕込みとその成果



「涅槃 黒 2020」は、600kgタンクでの小仕込みで製造されています。小さなタンクでの醸造は、繊細な工程管理を可能にし、酵母の活性を高めることに寄与します。これにより、より複雑で深い味わいが創出される仕組みになっています。

テイスティングコメント・飲み手の反応



酒井商会の店主、酒井英彰氏は、「程よい甘味とナチュラルな酸味、そして上品な苦味が余韻を演出します」とコメント。日本酒専門メディアの編集長、小池潤氏も「香りは控えめで、透明感のあるクリアな味わい」と絶賛しています。また、シェフの長屋英章氏は「熟成による深みが加わった洗練された味わい」と評価しています。

開発の背景と想い



楯の川酒造の6代目蔵元・佐藤淳平氏は、「涅槃」という名前に込めた意味を説明します。これは「完全な静寂」と「最高の幸福の状態」を表現したもので、飲むことで日常の喧騒から離れ、穏やかさや喜びを感じてもらいたいという願いが込められています。

購入情報と今後の展望



『涅槃 黒 2020』は、2022年4月19日からSAKENOMAで先行販売されており、数量限定での提供です。価格は22,000円(税込)であり、送料は別途必要です。この商品は、酒造りに対する情熱と高い技術力を反映した逸品であり、多くの日本酒ファンにとって見逃せない一杯となるでしょう。今後も楯の川酒造は、新たなカテゴリーの日本酒開発に注力し続けると期待されています。

会社情報

会社名
株式会社Earmo
住所
東京都品川区上大崎2-13-30 oak meguro 8階
電話番号

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