塗装ロボットの付帯機器から単体販売へ！タクボエンジニアリングのシリンジポンプシステムが進化

タクボエンジニアリングのシリンジポンプシステムが単体販売開始！

塗装ロボットの付帯機器として開発されてきたタクボエンジニアリングの防爆型塗料定量供給装置「シリンジポンプ」が、この度、単体販売を開始しました。これまで、塗装ロボットシステムの付帯機器として高い評価を得てきたシリンジポンプですが、近年、単体での販売を求める声が強まっていたことから、再設計を行い、システム化することで単体販売を実現しました。

従来の塗装ロボットシステムとの互換性も確保

シリンジポンプシステムは、既存の塗装ロボットシステムに簡単に接続することが可能です。塗料供給部分をシリンジポンプシステムに置き換えるだけで、従来のシステムをアップグレードできます。また、CC-LINKなどの通信規格に対応しており、既存の制御盤に接続して本体で制御することも可能です。

簡単操作とメンテナンス性

シリンジポンプシステムは、専用タッチパネルで操作できるため、誰でも簡単に使用できます。また、シンプル構造を採用しており、工具レスで洗浄、メンテナンスが簡単に行えるのも魅力です。循環式では、塗料をバルブ間で循環させ、洗浄時はシンナーなどの洗浄液で回路を洗浄します。さらに、シリンダーの内側に特殊コーティングを施しているため、残塗料を簡単に洗浄することができます。

循環式とワンカップ式の2機種をラインナップ

シリンジポンプシステムは、用途に合わせて選べる「循環式」と「ワンカップ式」の2機種をラインナップしています。「循環式」は大量生産に適しており、「ワンカップ式」は少量多品種の生産、テスト塗り、塗り板見本、塗膜試験などに最適です。

塗装コスト削減と環境負荷軽減に貢献

シリンジポンプシステムは、1cc単位で高精度な塗料供給を実現することで、無駄な塗料の消費と廃棄を削減します。また、システム化により自動化と生産性の向上を図ることができ、塗装コストの削減に大きく貢献します。

発売時期と価格

シリンジポンプシステムの発売時期は2024年6月上旬を予定しています。価格は、循環式シリンジポンプシステムの場合、標準価格で約585万円（税抜）からとなっています。

お問い合わせ

シリンジポンプシステムの詳細や導入に関するお問い合わせは、タクボエンジニアリング株式会社営業技術部までお願いいたします。

電話番号: 0475-50-0211

ウェブサイト: https://www.takubo.co.jp/

タクボエンジニアリングのシリンジポンプシステム、その進化と可能性

塗装ロボットの付帯機器から単体販売へ、タクボエンジニアリングのシリンジポンプシステムは、塗装現場の効率化と精密化への強い意志を感じさせる進化を遂げました。従来の塗装ロボットシステムとの互換性を保ちつつ、簡単操作とメンテナンス性を向上させた点は、ユーザーにとって大きなメリットと言えるでしょう。

特に、循環式とワンカップ式の2機種をラインナップしたことで、幅広いニーズに対応できるようになりました。大量生産から少量多品種の生産、テスト塗りまで、あらゆる場面で活躍が期待されます。

シリンジポンプシステムは、1cc単位での高精度な塗料供給を実現することで、無駄な塗料の消費と廃棄を削減し、環境負荷の軽減にも貢献します。さらに、自動化と生産性の向上によって、塗装コストの削減にも繋がるため、企業にとって非常に魅力的なシステムと言えるでしょう。

今回の単体販売によって、より多くの企業がシリンジポンプシステムの利便性を享受できるようになることが期待されます。塗装業界のさらなる進化を牽引する、タクボエンジニアリングのシリンジポンプシステムに、今後の展開に注目していきたいです。