エコ活動とBIZCAFE
2021-02-24 15:30:14

関西学院大学が進めるエコ活動と新たな産学連携の試み『BIZCAFE』の全貌

エコシステムの形成を目指して



関西学院大学は、2021年4月8日から新たな飲食スペース『BIZCAFE』を開設します。この取り組みは、同大学の学生グループ「CAMP×US」とアウトドアメーカーの株式会社スノーピークが手を組んだ産学連携プロジェクトです。学生のペットボトル消費量を削減し、持続可能なキャンパス環境を実現することを目指しています。

BIZCAFEの概要



『BIZCAFE』では、独自に開発したオリジナルのマイボトルを持参した学生に、コーヒーや紅茶などの飲料を無料で提供します。このマイボトルは、スノーピークの製品開発チームと協力して製作されたもので、卒業後も利用できることをコンセプトにしています。さらに、一般のお客さんにもマイボトルを持参すれば、100円で飲み物を提供予定です。

環境への配慮



関西学院大学は、ペットボトルの消費量削減を図るために、『BIZCAFE』で年間消費される約27万本のうち、約30%、つまり約10万本の削減を目標としています。この取り組みは、環境保護の観点からも非常に意義のあるプロジェクトです。大学生の約半数がマイボトルを所有し、それを使うことでペットボトル飲料の購入を80%減らすことが期待されています。

スノーピークとの共同開発



関西学院大学は、「Camping Campus」構想をもとに、スノーピークとの包括的な連携協定を結びました。この協定に基づいて、有志の学生グループがマイボトルの仕様やデザインなどを議論しながら共同開発を進めることとなりました。スノーピークは、製品の修理を永久保証し、長期間使える製品を提供することで、環境意識の向上に寄与しています。

『BIZCAFE』の社会的意義



このプロジェクトは、学生にとって新たな価値を提供する即時的な取り組みでありながら、長期的には地域社会や環境にも大きな影響を与えることが期待されています。学生がマイボトルを持つ習慣を身につけることで、持続可能な未来に貢献することに繋がります。

『BIZCAFE』が目指す未来



『BIZCAFE』は、専門性を活かした持続的イノベーションや、革新を生み出すための教育の場としても機能します。学生は、自身の研究や専門分野について考え、学びを深めることができるでしょう。関西学院大学は、このような取り組みを通じて、学生たちがサステナブルな社会貢献の一翼を担う人材へと成長することを目指しています。

まとめ



関西学院大学がスノーピークとの連携を通じて立ち上げた『BIZCAFE』は、エコ活動を推進しながら新たな学びの場を提供することを目的としています。大学キャンパス内での持続可能な取り組みを通じて、環境問題を解決する意義深いプロジェクトとなっています。

会社情報

会社名
学校法人関西学院
住所
兵庫県西宮市上ケ原一番町1-155
電話番号

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