「はじまりの学校」始動
2023-05-30 11:07:15
新たな酒文化を醸す「はじまりの学校」が誕生!限定商品も登場
「はじまりの学校」が生み出す新しい酒文化
岩手県紫波町で、新たなプロジェクト「はじまりの学校」がスタートしました。このプロジェクトは、町全体を醸造場として捉え、地元の酒文化を促進することを目的としています。プロジェクトのハイライトの一つとして、2023年6月2日に誕生した2種類の希少なお酒「はじまりのお酒」「はじまりのハードサイダー」が、限定50セットで発売されます。
プロジェクトの背景
紫波町は南部杜氏発祥の地として知られており、これまでも多くの酒蔵が存在しています。しかし、近年では酒造業の衰退が懸念されており、地域のブランド力を高める必要性が増しています。そこで、株式会社 酒と学校が立ち上げたこのプロジェクトでは、廃校を活用して酒づくりを学ぶ場を設けることで、地域の人々と連携し、新たな酒文化の創造を目指しています。
限定商品「はじまりのお酒」「はじまりのハードサイダー」
はじまりのお酒
「はじまりのお酒」は、紫波町の農家・吉田辰巳さんが特別に育てた酒米を使用し、紫波酒造店によって製造されました。この酒は、100年前の製法「酸基醴酛」を採用し、地元の水と米、酵母を活かした日本酒です。やさしい甘みと奥深い酸を感じさせる味わいで、さまざまな料理と合わせることで、より幸せな食事時間を提供します。
はじまりのハードサイダー
一方、ハードサイダーは、紫波町のりんご果汁をベースに、酒米から抽出した白麹や赤ワインの搾りかすを用いて作られています。この新しい醸造酒は、さまざまな酸味が絶妙にミックスされた味わいが特徴で、強めの発泡感とドライな仕上がりが口の中に広がります。
プロジェクトの目的と展望
「はじまりの学校」は、酒づくりを通じて地域の人々をつなげる場を目指しています。今後は、町内の生産者と共に様々なお酒作りに挑戦し、多様な酒文化を育んでいく方針です。また、将来的にはプロジェクトの施設内に醸造場を設置する計画もあるとのこと。
おわりに
このプロジェクトは、酒造家や生産者、飲み手、そして地域の人々が共に学び、つくる喜びを分かち合うコミュニティを目指しています。「はじまりのお酒」と「はじまりのハードサイダー」は、そんな新しい試みの第一歩となっており、今後の展開に非常に期待が寄せられています。皆さんも、ぜひこの新たな酒文化の誕生を体験してみてください。
オンラインストアでは、6月2日から数量限定で販売される予定です。詳細は公式サイトをご覧ください。
会社情報
- 会社名
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株式会社酒と学校
- 住所
- 岩手県紫波郡紫波町日詰字郡山駅67
- 電話番号
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