2025年「CO・OP 2025 FISパラノルディックスキーアジアカップ」開催決定
2025年の1月に、北海道札幌市で「CO・OP 2025 FISパラノルディックスキーアジアカップ」が行われることが発表されました。このイベントは、特別協賛としてコープ共済連、日本生協連、コープさっぽろ、おかやまコープが参加し、パラノルディックスキーの普及と競技力向上を目的にしています。
大会概要
大会の日時は2025年1月8日(水)と9日(木)の二日間で、場所は白旗山競技場です。初日の1月8日にはスプリントクラシカルの1km競技、続く1月9日にはフリーの5km競技が予定されています。主催は国際スキー・スノーボード連盟(FIS)と日本障害者スキー連盟(JPS)です。
大会の目的
本大会の最大の目的は、国際競技規則に則った高水準の競技会を開催し、パラノルディックスキーの競技力を向上させることにあります。また、こうした取り組みを通じて、活力ある共生社会を創造することも目指されています。更に、1月6日から7日には、国際パラリンピック委員会(IPC)基準に基づいた「国際クラス分け」が国内初となる形で併設されます。
コープ共済連の貢献
コープ共済連は2019年から公益財団法人日本障害者スキー連盟とゴールドパートナー契約を結んでおり、これを通じて障害者のスノースポーツを支援してきました。本大会を含む包括的な支援は、"誰一人取り残さない"社会の実現を図っています。これにより、誰もが安心して暮らせる地域社会の構築にも寄与することを意図しています。
障害者スキーの普及
公益財団法人日本障害者スキー連盟は、日本国内における障害者スノースポーツの唯一の統括団体です。障害者のスノースポーツを支援し、日本代表5チームを運営するこの団体の活動は、今後も注目を集めることでしょう。
このように、今回の「CO・OP 2025 FISパラノルディックスキーアジアカップ」は、競技力向上を図るだけでなく、パラスポーツへの理解を深め、障害の有無に関わらず誰もが参加できる社会を実現するための重要なイベントといえるでしょう。競技者だけでなく、多くの観客が訪れることが期待されています。参加者はもちろん、観戦する人々もこの大会から多くの感動や学びを得ることができるのではないでしょうか。