ひとり人事が集う！成長と学びの場、第二回人事交流会開催報告

ひとり人事交流会の開催とその魅力

2025年1月15日、株式会社Trustyyleが運営する東京都中央区の『人事図書館』にて、第二回ひとり人事交流会が開催されました。「仲間と学びで、未来を拓く」という理念のもと、この交流会はひとり人事の方々が集まり、悩みや経験を共有する貴重な場となっています。

ひとり人事とは？

本会の「ひとり人事」とは、会社における人事担当者の中で、たった一人でその役割を担ったり、労務業務を兼任している方々を指します。これまでの交流会の第一回では、参加者たちがプライバシーに関わる悩みを社内に相談できないジレンマや、日々直面する課題についてオープンに語り合った結果、非常に充実した時間を持つことができました。その様子が好評を博し、今回の交流会の運営につながったのです。

イベント内容

今回のイベントには、約10名のひとり人事たちが参加し、20時からの開始直後から終始賑やかな雰囲気が漂いました。主に二つのグループに分かれて、各自の悩みやケーススタディについて深い対話を重ねることができました。一方は就業規則の作成に関する話題、もう一方はその他の人事全般について議論が行われました。この形式にすることで、実名・社名の開示がなく、機密情報に触れることなく具体的な悩みを話しやすい状況が作られました。

参加された人々は、自社の職位や事業規模が様々であり、その多様性から多角的な視点を持つ意見に触れ合い、互いに刺激を受けていました。「また次回も参加したい」という声が多く聞かれるほど、参加者たちはこの場に意義を感じていました。

今後の展開

今回のイベントを通じて、次回開催に対する期待が集まったため、今後は月に一度の定期開催を予定しています。基本的には人事図書館のメンバーを中心としながらも、SNSで見かける「#ひとり人事」として活動されている方々にも参加しやすいオープンなイベントにしていくつもりです。

担当者の思い

CETの田中志歩氏は、自身も前職でひとり人事として多くの課題を抱えていた経験から、同じ境遇にいる人々が悩みを共有できる場を提供することの大切さを語ります。彼女は「社内で相談できないことを抱えつつ、未来を考えることがどれほど難しいかを実感しています。人事図書館があればもっと良かった」と振り返る姿勢を見せています。このような想いが、今後のイベントの企画にも反映されることになります。

人事図書館の概要

2024年4月にオープンした『人事図書館』は、人事の学びを深めるための「図書館×コワーキング×相談の場」として多くの血の色員に利用されています。2,000冊以上の人事関連書籍や500名以上の会員を有し、安心して知見を広げられる環境を整備しています。従い、実名や社名の開示、名刺交換、営業行為などは禁止されています。