ダイビルがアートコミュニケーションを推進
ダイビル株式会社は、東京都渋谷区に本社を置く株式会社The Chain Museumに出資しました。この発表により、アートコミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker」を通じて、アートの未来が一層魅力的になることが期待されています。
ArtStickerとは
「ArtSticker」は、アーティストと鑑賞者の直接的なつながりを実現するオンラインプラットフォームです。単なるアート作品の購入にとどまらず、アーティストへの支援、展示会チケットの販売、音声ガイドの利用など、多彩な機能を提供しています。登録アーティストは3,000組を超え、鑑賞者は好みの作家や作品を見つけることができます。特に、ギャラリーに所属しないアーティストも参加しているため、新しい才能と出会うチャンスが増えています。
ダイビルのアートへの取り組み
ダイビルは、アートを都市開発や街づくりに取り込むことで、自社ビルおよびエリアの資産価値を向上させることを目指しています。The Chain Museumとの協力を通じて、アートイベントの共同開催や常設展示の導入、地域文化との融合を図る空間設計に取り組む予定です。この取り組みにより、アートが日常生活の中により身近に感じられることが期待されます。
経営陣の思い
ダイビルの代表取締役社長、丸山卓氏は、「アートは社会に対する気付きのトリガーとなる。アートを通じて人々の生活が豊かになれば」と述べています。アートがもたらす価値を広めることが、企業の使命であると考えています。
The Chain Museumのビジョン
The Chain Museumの代表取締役、遠山正道氏は、「ArtSticker」を通じて、「気付きのトリガーを、芸術にも生活にも」というミッションを実現することに情熱を注いでいます。アートを身近に感じられる社会を築くため、さまざまなアプローチを模索しています。
今後の展望
ダイビルは商船三井グループとしての強みを活かし、株式会社MOL PLUSと連携しながら、アートプロジェクトへの投資を拡大していきます。この出資によって、アートとビジネスの融合がさらに進むことでしょう。アートが日常生活の一部となり、都市の魅力が高まることを願っています。
このように、ダイビルの「ArtSticker」への出資は、アートとビジネスの新たな関係を築く第一歩であり、今後の動向に大いに期待が寄せられます。