ワタキューホールディングスが新たなシステムを導入
ワタキューホールディングス株式会社(以下、ワタキュー)は、株式会社ラキールが提供するシステム開発・運用基盤「LaKeel DX」、ワークフローシステム「LaKeel Workflow」、業務プロセス管理システム「LaKeel Process Manager」を採用することを決定しました。これにより、同社は業務プロセスを一元化し、効率化を図るとともに、ガバナンス体制を強化することを目的としています。
導入の背景
ワタキューグループはこれまで、各社がそれぞれの事業に応じた独自の業務プロセスとシステムを導入してきました。そのため、全体としての業務プロセスを最適化し、可視化することが難しい状況が続いていました。また、少子高齢化社会による労働力の減少への対応を図るためには、グループ全体で効率化を進め、シェアード業務体制を構築する必要があると判断し、今回のシステム導入に至ったのです。
システムの特徴
「LaKeel DX」は、マイクロサービス技術を活用しており、機能を部品として扱い、それらを自由に組み合わせることで業務システムを構築します。この特性により、企業の新たなニーズやビジネス環境の変化に迅速に対応することが可能です。また、構築したシステムは、異なる業務フローを一元化し、スムーズな統合が実現します。
「LaKeel Workflow」と「LaKeel Process Manager」を併せて利用することで、業務フローの可視化を進め、進捗状況をリアルタイムで把握できるようになります。これにより、業務プロセスの透明性を高め、さらなる効率化の実現が期待されます。
構築ステップ
シェアード業務体制の実現に向けた計画は、大きく三つのステップに分かれています。
1.
ホールディングスの基盤システムの設計・開発・構築
2.
グループ各社の業務プロセスの整理とデータの分析
3.
グループ全社のシェアード業務体制の構築
これらのステップを通じて、時間とコストを抑えながら、業務のシステム化を目指します。
ワタキューホールディングスの業務について
ワタキューホールディングスは、1872年に製綿業から事業をスタートし、病院向け寝具リース事業を1962年から展開しています。現在は医療および福祉分野を中心に、広範囲にビジネスを展開中です。具体的には、リネンサプライや給食受託業務、人材サービス、調剤薬局の運営など、地域密着型のサービスを提供しています。
2021年に持株会社としてワタキューホールディングスを設立し、全ての企業を束ねる体制へと移行。これにより、同社は10万人以上の社員と共に地域の人々の「生きる」を支えることに注力しています。
LaKeel DXの利点
「LaKeel DX」が注目を浴びる理由は、最新のマイクロサービス技術に基づいている点です。このシステムは、機能を部品として開発し、それを組み合わせることで独自の業務要件を満たしつつ、効率的な運用が可能です。スクラッチ開発の良さとパッケージ製品のメリットを併せ持ち、企業にとって最適なソリューションを提供します。
「LaKeel DXサービスサイト」は
こちらから、ワタキューホールディングスについては
こちらを、株式会社ラキールの詳細は
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* 会社名、製品名などは各社の商標または登録商標です。このリリースの内容は発表時点のものであり、予告なしに変更や撤回される可能性があります。