ラクロスとアドビの提携
2021-06-14 18:00:40

日本ラクロス協会とアドビが新たなビジュアル体験を創出

日本ラクロス協会とアドビがビジュアル体験を刷新



2020年に始まった新型コロナウイルスの影響で、日本におけるスポーツ界は大きな変革を求められています。特に、観客が入らない無観客試合が主流になっている中、映像やオンラインでの観戦体験の重要性が増加しています。このような背景の中、日本ラクロス協会(JLA)は、アドビとの「ビジュアル・エクスペリエンス・パートナーシップ」を結び、ラクロスの視覚的表現を新たな次元へ引き上げる取り組みを始めました。

ラクロスの特性とデジタルの融合



ラクロスは大学生アスリートが多く活躍するスポーツであり、特にSNSを利用した情報発信やファンとのコミュニケーションが得意です。このスポーツの特性を生かし、アドビとの提携では、映像や静止画を駆使してラクロスの魅力を最大限に表現することが目指されています。パートナーシップにより、新しい視聴体験やビジュアルコンテンツの創出が期待されています。

具体的なプロジェクト



この提携のもと、次の3つのプロジェクトが始まります。

1. ラクロス×アドビ Movie Challenge 2021
このプロジェクトでは、JLAに加盟するチームがアドビの動画編集ソフトを使用し、ラクロスの魅力を映像で表現することを競います。SNSを通じて、新たなクリエイティブなコンテンツを発信し、参加者のモチベーション向上を図るものです。

2. 新しい視聴体験の開発
ラクロスの魅力をさらに引き立てるため、新しい視聴体験の開発に取り組みます。アドビ提供のデジタルツールを駆使して、よりダイナミックで共感を呼ぶ表現を目指します。

3. 生涯にわたって使えるスキルの提供
この取り組みを通じて、社会人になってからも通用するクリエイティブなスキルを学ぶ機会を提供します。スポーツと社会との結びつきを強化し、学生が未来に向けたスキルを身につけることを目指します。

期待される効果



日本ラクロス協会の理事兼最高戦略責任者である安西渉氏は、「今回の取り組みがラクロスコミュニティ全体のクリエイティブレベルを向上させ、10年後には新しいスポーツの表現方法が標準化されることを期待しています」と語っています。また、アドビの里村明洋氏も「クリエイティブな活動を通じて、スポーツとコミュニケーションの新たな可能性を開拓することができる」との見解を示しています。

ラクロスの進化



ラクロスは、17世紀にネイティブアメリカンによって始まり、フランス系移民によってスポーツとして整備された歴史のある競技です。近年、日本でも大学を中心に普及し、競技人口は増加の一途を辿っています。今後、アドビとの提携を通じて、ラクロスがさらなる注目を集め、国際スポーツとしての地位を確立することが期待されます。

日本ラクロス協会とアドビの新たな取り組みは、単にスポーツを楽しむだけではなく、観戦者やアスリートが共に成長し、創造性のある未来を築くための第一歩となるでしょう。

会社情報

会社名
公益社団法人日本ラクロス協会
住所
東京都中央区日本橋大伝馬町2-5石倉ビル1F
電話番号
03-3666-2862

関連リンク

サードペディア百科事典: ラクロス アドビ 日本ラクロス協会

Wiki3: ラクロス アドビ 日本ラクロス協会

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