放課後の時間を変える
2025-04-10 17:54:01
放課後の過ごし方が変わる!新たな子育ての知恵を披露する島根太郎さんの著書
放課後の時間を変える新しい視点
東京・神奈川で民間学童保育を提供する「東急キッズベースキャンプ」の代表である島根太郎さんが、初の著書『子どもの人生が変わる放課後時間の使い方』を4月10日から予約販売開始しました。本書は、約20年の経験を基に書かれたもので、学童保育の現場での実体験やエピソードを通じて、子どもたちの「人間力」を育む方法を紹介しています。
興味を引く出発点
島根さんがこの学童を創設するきっかけは、自身の子どもが「学童がつまらない」と言って脱走したことでした。その経験から、子どもたちが楽しく過ごせる環境を作ることと、大人が安心して働ける場所を提供することに情熱を燃やすようになりました。学童保育は、単なる預かりではなく、子どもたちに貴重な体験を提供する場という新たな視点を持つようになりました。
非認知能力の重要性
現代社会が求める「非認知能力」は、基礎学力や年収にも影響を及ぼすことが証明されています。自己肯定感やコミュニケーション能力、問題解決能力などは、数値化できないがゆえに軽視されがちです。しかし、AIや自動化が進む時代において、これらの能力の重要性は今後ますます高まると考えられています。
放課後が持つ力
学校で過ごす時間が約1200時間に対し、放課後は約1600時間にも及びます。この貴重な時間をどう生かすかが重要です。島根さんによれば、子どもにとって必要なのは「余白」の時間です。決まったスケジュールに縛られず、自分で行動を決めて自由に考える時間は、自己決定力や想像力を育むことに繋がります。
家庭での実践方法
著書では、家庭での「人間力」の育み方も紹介しています。指示型の「ティーチング」だけでなく、子どもたちの考えを尊重した「コーチング」が効果を発揮します。具体的には、子どもたちが自分の意見を口に出し、自発的に行動できるよう促す方法が示されています。このプロセスを通じて、子どもたちの未知の可能性を引き出すことができるのです。
本書の構成
『子どもの人生が変わる放課後時間の使い方』は、以下の7章から構成されています:
1. 放課後に「自由時間」がない子どもたち
2. 放課後が人間力を育てる
3. 子どもたちの人生を切り開く「人間力」とは?
4. 人間力の育ち方/育み方
5. 人間力を育てるための実践例
6. 人間力は日常の遊びでも育つ
7. 家庭でできる人間力の育み方
島根太郎さんのプロフィール
島根太郎さん(1965年生まれ)は、中央大学を卒業後、心理学に関する事業を手がける中で、学童保育の必要性を感じ、2006年に「キッズベースキャンプ」を創業しました。この取り組みにより、民間学童保育の分野でリーダーシップをとり続けています。今日では、多くの子どもたちがそのプログラムから恩恵を受けています。
結論
島根さんの著書は、保護者や教育関係者にとって新しいヒントを与える内容となっています。放課後の時間をどのように活用するかが、子どもたちの未来に大きな影響を与えることを理解し、そして実践するための一助となることでしょう。これからの時代に必要な「人間力」を育むために、多くの人に読まれることが期待されます。
会社情報
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株式会社アップルシード・エージェンシー
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