注目の訪問管理システム
2020-05-14 11:02:50
病院向けの新たな訪問管理システム「MONITARO」が注目を集める理由
新型コロナウイルス対策に向けた新たな一手
新型コロナウイルスの影響が続く中、病院における外部業者の訪問管理が重要な課題となっています。そこで登場するのが、ホスピタルコンプライアンスマネージメントジャパン(HCMJ)が提供する「MONITARO」という新型チェックインシステムです。
「MONITARO」とは?
「MONITARO」は、2019年10月から提供が開始された、病院に出入りする外部業者の入退館及び院内行動を効率的に管理できるソリューションです。スマートフォンとセンサーを活用したこのシステムは、従来の煩雑な手続きを大幅に簡略化し、訪問者がスマートフォンをかざすだけでチェックイン・アウトが可能となっています。このアプローチにより、病院の運営がスムーズに行えるだけでなく、感染症のリスク軽減にも寄与しています。
感染症対策の必要性
感染症は病院内での大きなリスクであり、その管理が求められています。日本赤十字豊田看護大学の下間教授は、MONITAROが外部業者の訪問管理や感染対策において非常に有用であると述べています。特に、院内感染を防ぐための取り組みとして、MONITAROが果たす役割はますます重要視されているのです。
大きな注目を集めるMONITARO
MONITAROは、その革新的な取り組みにより、NHKでも取材され、大きな話題となりました。2020年4月29日、NHKのニュース番組において「院内感染を防ぐアプリ」として紹介され、多くの視聴者の関心を引きました。このような報道は、システムの認知度を高めるだけでなく、実際に導入を検討する病院へのアプローチにも繋がることでしょう。
投資家からの期待
現在、HCMJはリードインベスターとしてScrum Venturesと株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズから1.2億円の増資を受けています。これにより、さらなるシステムの改良や拡張が期待されます。投資家たちは、MONITAROの導入が病院現場の感染症管理を高度化するとし、ビジネスの成長を楽しみにしています。
G-STARTUPに選出
また、HCMJはユニコーン企業を目指すグロービスのアクセラレーションプログラム「G-STARTUP」にも選ばれました。このような支援を受けることで、HCMJはさらに事業を成長させ、新しい価値を創出することが期待されています。
未来への展望
HCMJは、代表の小島社長を中心に、今後も議論を重ね、より良い訪問管理システムの提供を目指していくとしています。新型コロナウイルスによる影響は続いていますが、彼らの取り組みが医療現場の安全性向上に寄与することは間違いありません。今後の展開がますます楽しみです。
その取り組みと未来に向けての展望は、多くの人々が注目するところです。MONITAROが、病院の感染症対策や外部業者の管理においてどのように進化していくのか、引き続き注視していきたいと思います。
会社情報
- 会社名
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株式会社スマートホスピタル
- 住所
- 東京都千代田区神田神保町2-8-20トラストワン6F
- 電話番号
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