中堅企業向けに展開されるNOSの新クラウドサービス「FineCrew」

中堅企業向け新クラウドサービスの登場

日本の中堅企業に注目のニュースが舞い込んできました。NOSが、これまでのクラウドコンピューティングの経験とノウハウを活かし、新たに中堅企業向けのクラウドサービス「FineCrew」を発表しました。今回開始された「FineCrew」では、情報系だけでなく基幹系の広範囲なサービスを提供することで、企業が戦略的にITを活用できる環境を整えています。これにより、成長を目指す中堅・中小企業にとって大きな支援となることでしょう。

FineCrewクラウド・サービスの構成

「FineCrew」クラウドサービスは、4つの層から構成されています。まず、アプリケーションサービス層として、業務系アプリケーションを提供し、NOSのオリジナルサービスである「FineCrew NX」もこの層で開発されます。次に、運用サービス層では、クラウド上またはハイブリッドなシステムの運用をサポートし、アプリケーションの保守やシステム監視などの業務を提供します。

さらに、構築サービス層では、企業のシステムがクラウド上で稼働するための環境を整え、インフラ資源層では、さまざまなクラウドベンダーから提供される環境を駆使し、お客様に適したシステムを選定して提供します。

このように、層ごとに専門的なサービスを用意することで、企業の多様なニーズに応える体制が整ったと言えます。

移行センターの設立

NOSは「FineCrew」サービスの開始に先立って、クラウド環境に向けた取り組みを進め、移行センターを設立しました。このセンターは、クラウドコンピューティングの専門家やベンダーの協力を得て、お客様に最適な製品構成を提供することに専念しています。このような組織的なサポートがあることで、企業はより安心してクラウドサービスを導入できるでしょう。

第一弾サービスメニューの内容

「FineCrew」クラウドサービスの第一弾として、以下の3つのサービスメニューが用意されています。
1. Webコンテンツサービス - 安価で安全なホスティングサービスを提供。
- 初期費用：250,000円〜、月額費用：40,000円〜
2. バックアップセンターサービス - データを安全にクラウドバックアップし、災害や障害に備えるシステムを構築。
- 初期費用：250,000円〜、月額費用：35,000円〜（MEM 1GB:HDD:100GBの場合）
3. リモート監視サービス - ハイブリッド環境を一元的に監視し、システムの安定稼働を支援。
- 初期費用：150,000円〜、月額費用：25,000円〜

これらのサービスは、それぞれ単独でも提供可能なため、企業のシステムやニーズに合わせて柔軟に活用できる点が特徴です。NOSは今後もサービスメニューの充実を図り、さらなる品質向上を目指していく考えです。

企業の成長を後押し

最後に、NTTコミュニケーションズが「BizCITY」をベースにNOSの「FineCrew」を支持する声明もありました。顧客が安心してサービスを利用できる環境を提供するため、基盤機能の充実とサービスの拡大に努めていくとのことです。

NOSの新しいクラウドサービス「FineCrew」は、中堅企業のIT環境を整え、ビジネスの飛躍を促進するための強力なツールとなるでしょう。今後の展開が大いに期待されます。