彬子女王とほしよりこの新たな共著エッセイ集が発売
2025年9月29日、彬子女王殿下と漫画家・ほしよりこ氏の共著によるエッセイ集『飼い犬に腹を噛まれる』が出版されます。本書は、彬子女王殿下の「プリンセスの日常」をテーマにした作品で、彼女が日々の出来事から感じる小さな幸せを綴ったものです。
講談社総帥と漫画家のコラボ
株式会社PHP研究所からの刊行となるこの作品は、タイトルの由来となっているエッセイを含む47編が収められています。彬子女王殿下は、特に日常生活で起こる「事件」をユーモア交じりに楽しむ姿勢が印象的です。彼女自身が「事件体質」と称し、時にはドキリとする出来事も含まれています。
豊かな挿絵が魅力的
本書には、ほしよりこ氏の魅力的な挿絵が随所に描かれています。柔らかなタッチで表現されたイラストは、エッセイの味わいをいっそう引き立て、彬子女王殿下の日々の様子をより豊かにイメージさせます。特に、11歳の愛犬「左馬助」とのエピソードには愛情が込められており、読者をほっこりと温かい気持ちにさせてくれるでしょう。
「飼い犬」とは何か
「飼い犬に腹を噛まれる」という表現は、予期しない行動に対する裏切りを例えるものですが、左馬助とのエピソードを通じて、彬子女王殿下は身近な存在に感じる不思議な「事件」を再現し、これが小さな幸せの瞬間であることを描いています。
エッセイの構成
本書は「おおきに」、「もぐもぐ」、「わくわく」、「にっぽん」などのテーマで構成された6つの章に分かれており、それぞれの章で異なる日常の出来事や気持ちが描かれています。また、巻末には彬子女王殿下とほしよりこ氏の特別対談が収められ、共著の舞台裏や互いの創作の姿勢について深く掘り下げられています。
新しい発見がある一冊
本書は、彬子女王殿下の個人的な経験や日常の出来事を通じて、読者に新しい視点や気づきを提供します。気軽に手に取って読み進められ、ゆっくりと日常の中に潜む幸せを見つける手助けとなるでしょう。さらに、ほしよりこ氏の絵日記が収録されており、プリンセスの日常を描いたストーリーも楽しむことができます。
書籍の詳細情報
- - 書名:飼い犬に腹を噛まれる
- - 著者:彬子女王/ほしよりこ
- - 価格:1,485円(税込)
- - 仕様:B6判変型、並製240ページ
- - 発売日:2025年9月29日
- - 発行:PHP研究所
エッセイ集『飼い犬に腹を噛まれる』は、読者に温かみやユーモア、そして日常の素晴らしさを再認識させる一冊になること間違いなしです。