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NRIセキュア、最新のサイバーセキュリティプラットフォームを発表

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社（以下、NRIセキュア）は、株式会社野村総合研究所（以下、NRI）との共同で、企業向けの新しいプラットフォームサービス「NRIデジタルトラスト（仮称）」の提供を開始しました。このサービスは、デジタルトランスフォーメーション（DX）推進においてトータルなセキュリティ対策を可能にし、安全で安心なクラウド利用を実現することを目指しています。2025年度上期には、Oracle Alloy向けのサービスが始まる予定です。

近年、企業が直面するサイバーセキュリティのリスクはますます多様化し、その対策が難しくなっています。特にサプライチェーン全体でのセキュリティを確保し、ビジネスの強靭性を維持することが重要な経営課題となっています。NRIデジタルトラストにより、企業はシステム開発から運用に至るまで、包括的に安全な環境を構築することが可能となります。

プラットフォームの主要機能とコンポーネント

提供されるサービスの第一弾として、以下の3つのコンポーネントがあります。

1. セキュア開発プラットフォーム

このプラットフォームは「セキュリティ・バイ・デザイン」の考え方に基づき、ソフトウェアやAIの開発工程においてセキュリティを組み込んでいます。具体的には、静的アプリケーションセキュリティテスト（SAST）、動的アプリケーションセキュリティテスト（DAST）、対話型アプリケーションセキュリティテスト（IAST）などを活用し、透明性の高いソフトウェア開発を目指しています。

2. セキュリティビルトインクラウド

NRIのマルチクラウド環境において、セキュリティ機能を統合し、運用効率を高めることができるクラウド環境を提供します。この環境では、脆弱性の管理や法規制の遵守がシームレスに行え、迅速な対応が可能です。

3. サイバーフュージョンセンター

24時間365日、AIを駆使したイベントやログの分析を行い、リアルタイムでの脅威検知と対応を強化します。もしセキュリティインシデントが発生した場合でも、迅速な対応が可能で、企業の復元力を高めます。

NRIセキュアインテリジェンスセンター

この新たなプラットフォームの背後には、「NRIセキュアインテリジェンスセンター」があり、セキュリティリスクに関する情報を収集して企業の意思決定を支援します。各種ガイドラインや法規制に準じた情報を提供することで、企業のサイバーセキュリティ対策を強化します。

NRIセキュアは、今後もこのようなサービスを通じて、より安全で安心な情報システムの環境を提供すべく努力していく考えです。サイバーセキュリティが重要視される中、今後の取り組みにも注目が集まります。

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