アジャイルウェア、新オフィスが日経ニューオフィス賞で奨励賞を受賞

アジャイルウェアの新オフィスが日経ニューオフィス賞を受賞

株式会社アジャイルウェアは、業界標準のプロジェクト管理ツール「Lychee Redmine」の提供を行っている企業で、最近移転した新オフィスが第38回日経ニューオフィス賞で「近畿ニューオフィス奨励賞」を受賞しました。この受賞は、社員のウェルビーイングを意識したスペースづくりが評価された結果と言えます。

自宅より居心地がよいオフィスの実現

アジャイルウェアは、新型コロナウイルスの影響でフルリモート勤務を続けていましたが、その中でコミュニケーション不足や孤立感が問題化し、自然な繋がりを促進するオフィスの価値を再認識することになりました。そこで、社員全員が参加できる「ウェルビーイングオフィスプロジェクト」を立ち上げ、「自宅より居心地の良いオフィス」というテーマのもと、設計段階から社員自身のアイデアを集めて進められました。

ウェルビーイングを支えるアクティビティ

このプロジェクトでは、ショールームや他社のオフィス見学を通じてアイデアを掘り起こし、工夫を凝らした空間設計が行われました。移転後も「オフィス快適化委員会」や「健康促進委員会」など、社員のフィードバックをもとに継続的な改善が進められています。例えば、会議室の視界改善や、社内イベントの企画、健康促進のための筋トレ講座などが実施され、それに伴い、出社意欲は約1.7倍、満足度も90％以上といった結果が得られています。

新オフィスの多様な特徴

新オフィスには、会議やレクリエーション、地域交流に利用できる多目的スペース、畳エリアとボルダリングウォールが設置されており、社員がリフレッシュしながら交流を深められる工夫がされています。特にダイニングエリアは社員同士のコミュニケーション促進に寄与しており、定期的な食事イベントも好評です。

オフィスツアーでの体験

アジャイルウェアでは、オフィスツアーを実施しており、参加者は新オフィスの雰囲気を直接体感できる機会があります。ツアーは約2時間の基本コースと、1時間の簡易版コースが用意されており、設計の背景やウェルビーイング経営の理念についても詳しく知ることができます。

日経ニューオフィス賞の重要性

日経ニューオフィス賞は、日本経済新聞社と一般社団法人ニューオフィス推進協会が主催するもので、先進的なオフィスづくりを評価する重要なアワードです。審査基準には快適さや機能性、創造性が含まれており、アジャイルウェアの取り組みが評価されたことは、そのクオリティを裏付ける材料となっています。この成果は、今後のビジネスシーンでも重要な意味を持つでしょう。

アジャイルウェアは、今後も定期的に社員の声を反映しながら、より良いオフィス環境を目指していきます。新しいオフィスでの挑戦が、働くすべての人々にとってより良い明日をもたらすことを期待しています。