Uber Eatsが中部・近畿・中国地方で新サービス開始、12市に拡大！

Uber Eatsが新たにデリバリーサービスを展開

Uber Eats Japan合同会社は、2025年5月21日より新たに中部地方と近畿地方、中国地方の合計12市でデリバリーサービスを開始することを発表しました。この取り組みは、より多くの地域にUber Eatsのサービスを届け、全国各地での利用促進を目指す「Anywhere」戦略の一環です。新たにサービス展開を行うエリアは以下の通りです。

- 福井県: 敦賀市、越前市、鯖江市
- 石川県: 加賀市
- 岐阜県: 大垣市、多治見市、可児市、美濃加茂市、関市
- 滋賀県: 長浜市
- 鳥取県: 米子市
- 島根県: 出雲市

この新しい取り組みは、都市部だけでなく地方都市においても多くの加盟店や顧客にサービスを利用してもらうことを目指しています。Uber Eatsの公式発表によれば、2025年中には累計で100都市以上で新たなサービスを展開する予定で、すでに3月には10県22市、4月には近畿4府県でのサービス拡大が発表されています。このように、Uber Eatsは急速な地域展開をしており、地方の飲食店や商店にとっても、新たな売上チャンスとなることが期待されています。

Uber Eatsとは

Uber Eatsは2015年にカナダのトロントでサービスを開始したオンラインデリバリーサービスです。日本では2016年に初めてサービスが導入され、以来国内の47都道府県で展開されています。現在、12万以上のアクティブな加盟店舗と、10万人以上の配達パートナーがそのネットワークに参加しています。

Uber Eatsの利点は、注文者、加盟店舗、配達パートナーがリアルタイムでマッチングされ、さまざまな商品を即時に配達してもらえる点です。食品だけではなく、日用品や医薬品、さらには家電製品まで取り扱われています。2022年には新たな取り組みとして、ラストワンマイル配達ソリューション「Uber Direct」がスタート。これにより、より簡単に即時配達を行うことが可能となりました。また、2024年には特定地域でデリバリーロボットの実用化が予定されており、2025年には「Uber Teens」機能も導入予定です。これは、13歳から17歳の子どもが保護者のアカウントを通じて食事を注文できるという新機能です。

地方都市への期待

地方での快適なデリバリーサービスの導入は、地域経済の活性化にも寄与すると期待されています。新たにサービスを展開する地域の飲食店や商店にとっても、Uber Eatsを通じて新しい顧客を獲得するチャンスが広がります。それにより、地元のビジネスが活性化し、地域全体の魅力向上にもつながることでしょう。

Uber Eatsは「Get Anything」を実現するためにさらなるサービスの拡充を目指し、全国の店舗と連携していく方針です。今後の展開に目が離せません。