NTTデータ バリュー・エンジニアがAIセーフティ・インスティテュートに参画した意義とは

NTTデータ バリュー・エンジニアの新たな挑戦



株式会社NTTデータ バリュー・エンジニア(本社:東京都港区)は、海老原吉晶がAIセーフティ・インスティテュート(以下、AISI)のデータ品質サブワーキンググループ(SWG)に参加することを発表しました。今回の参画は、AI技術が急速に進化する中で、その安全性や信頼性を高めるための重要なステップと位置づけられています。

AISIとその目的



AISI(AIセーフティ・インスティテュート)は、2024年に設立された政府系機関で、12の府省庁と5つの関係機関が共同でAIの安全性に関する評価手法や基準の策定を行っています。AISIは、産業界や行政、専門家との連携を通じて、AIの社会実装における安全性を確保するための仕組みを構築しています。特に、利用者がAI技術に関するリスクを理解できるようにすることが、彼らの主要な目的の一つです。

この機関では、AIの安全性を評価するためのフレームワークを設計し、業界を横断してAIの実用化を進めるための活動を行っています。2025年の時点で、ヘルスケア、ロボティクス、データ品質、適合性評価の4つのSWGが存在しており、いずれもAI技術の社会的な信頼性向上に寄与することを目指しています。

データ品質SWGの役割



現在のAIは、膨大なデータを基に学習を行っており、その性能や信頼性はデータの質に大きく依存します。データ品質SWGでは、AIの安全性を支えるために、データ管理の評価法を研究・検証し、具体的なガイドラインや品質評価ツールの整備を進めています。

海老原は、NTTデータ バリュー・エンジニアでの経験を活かし、この重要なプロジェクトに参加しています。彼は、一般社団法人日本情報システムユーザー協会や日本データマネージメント・コンソーシアムでの活動を通じてデータマネジメントの分野での専門知識を深めてきました。この他にも、滋賀大学においてデータサイエンス・AIイノベーション研究推進センターの客員研究員としての役割も果たしています。

企業の取り組みと今後の展望



データの品質管理が不可欠とされる現代において、NTTデータ バリュー・エンジニアは、組織や社員の持つデータマネジメントの知見を提供し、より良い社会を作るために「データのチカラでビジネスを革新し、豊かで活力のある社会を創る」未来ビジョンの実現を目指しています。

今後は、AIの利用がますます進む中で、データ品質の管理が一層重要となるでしょう。NTTデータ バリュー・エンジニアは、こうした課題に対して積極的に対策を講じ、企業や組織が抱える情報活用の深化を支援し続ける方針です。

NTTデータ バリュー・エンジニアについて



2001年に設立されたNTTデータ バリュー・エンジニアは、NTTデータグループの一員として、データマネジメント領域を専門にした企業です。創業当初から、様々な業種のお客様が直面する「データに関わる課題」を解決するプロジェクトに取り組んできました。これまでに2,000件以上のプロジェクトを通じて、データの品質を向上させるための取り組みを支援し続けています。

企業はあなたのビジネスを革新するために、データを最大限に活用する方向へと進んでいます。NTTデータ バリュー・エンジニアの取り組みは、まさにその最前線に位置しています。そして、今後の社会において、その果たす役割はさらに増していくことでしょう。

会社情報

会社名
株式会社NTTデータ バリュー・エンジニア
住所
東京都港区新橋5-10-5PMO新橋II 6F
電話番号
03-6734-9888

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