久米島を舞台にした映画「おーるーブルー」製作応援プロジェクト
久米島町の全面的な協力の下、沖縄を舞台にしたオリジナル長編映画「おーるーブルー」の製作応援プロジェクトがスタートしました。この映画は、デジタル社会のストレスを抱えた父と、SNSのトラブルに巻き込まれた息子の姿を描いています。
この作品では、久米島の美しい自然と地元の人々の温かさが色濃く反映されることになるでしょう。特に、映画の大部分は実際に久米島でのロケーション撮影を行い、地元のオーディションを通じて島民も参加します。このプロジェクトは、映画を通して久米島の魅力を広め、皆が共感できるヒューマンドラマの実現を目指しています。
美しい自然と人々の温かさが魅力
映画の主演には、ガレッジセールのゴリさんが参加し、監督には北口ユースケ氏が迎えられました。ストーリーは、特に父と息子の関係が描かれ、現代社会での人間の葛藤や成長をテーマにしています。息子が炎上したSNSトラブルに巻き込まれる一方で、父は中年期の不安に悩まされています。二人は久米島でのデトックスを通じて互いを理解しあい、仕事やデジタルの世界から離れ、自然と向き合うことで絆を深めていきます。
クラウドファンディングでの支援
映画の製作には、企業版ふるさと納税に加えて、クラウドファンディングの募集も行われています。プロジェクトはMOTION GALLERYでスタートし、映画製作資金の調達を目指しています。地域の活性化や文化の振興に寄与するこのプロジェクトに、多くの人々の応援が集まることを願っています。
地元の著名人たちのメッセージ
久米島町長の桃原秀雄さんは、この映画製作プロジェクトが地域にとって多くの意味を持つことを強調しています。また、久米島出身の俳優でプロデューサーの平田理さんも、故郷の魅力を映像を通じて世界に届けたいという熱い思いを語っています。彼はこの映画が地域の誇りとなり、多くの人が久米島の美しい自然や文化に触れるきっかけになることを期待しています。
「おーるーブルー」のあらすじ
物語は、ミッドライフクライシスに悩む父・耕平と、SNSトラブルに遭遇した息子・蓮次郎が、久米島を訪れるところから始まります。おじいの危篤を知らせて帰省するも、仕事に追われる耕平と、美しい風景の中でスマホに夢中な蓮次郎。最終的に父は息子のスマホを海に投げ捨て、インターネットから引き離された二人は、お互いの存在と久米島の自然に向き合う中で、人間らしさを取り戻していきます。しかし、彼らの周囲には観光客たちの津波警報アラートが鳴り響くという緊迫した状況もあり、二人の成長が描かれます。
今後の展望
監督の北口ユースケ氏は、久米島での制作を通じて、地域に根付いた映画作りを目指しています。また、島全体の温かさを表現することが、この映画の大きなテーマとなっています。このプロジェクトが成功し、多くの人々が久米島の魅力に触れることができるよう、地域の皆さんとともに進めていくと意気込みを見せています。
この映画は、沖縄の美しさや文化を新しい形で紹介する素晴らしい機会になるでしょう。ぜひ、皆様もこの映画製作プロジェクトを応援し、久米島の魅力を広める一助となってください。