新たな遊びの形、札幌に登場
札幌市大通公園にて、デジタルテクノロジーを活用した新しいタイプの遊具が期間限定で設置されることが発表されました。このプロジェクトは、株式会社コトブキと株式会社フロウプラトウの共同によって実施され、2023年11月11日から12月3日までの間、多くの来場者に楽しんでもらえる機会を提供します。
デジタル遊具の革新
この新しい遊具は、ただ単に遊ぶだけでなく、動的な体験を提供します。振動や光の演出を用いた遊具は、子どもたちが五感を使って遊ぶことを促進します。これは、従来の遊具とは異なる、全く新しい遊びの形を提示する試みです。
大通公園の新たな価値
プロジェクトの目標は、札幌の美しい緑の中に新しい価値を創出し、大通公園及びその周辺エリアのまちづくりに寄与することです。「いこい」と「にぎわい」を両立させ、訪れる人々に豊かな体験を提供することを目的としています。
公園の活用と未来への展望
また、国では「使われ活きる公園」の実現を目指し、デジタル技術の活用を模索しています。今回の取り組みは、従来の公園の価値を刷新し、今後の都市公園の在り方を提案するものでもあります。
具体的な遊具の紹介
このプロジェクトで展示される遊具は以下の3つです。
1.
シャボン タワー
大型のメタル遊具で、枝状の突起からシャボン玉が次々と生まれます。風向きによって様々な方向に飛び回るシャボン玉は、子どもたちに不思議な体験を提供します。
「タワーから飛び出すシャボン玉が、どこに飛んで行くのか分からないワクワク感が楽しめます!」
2.
ブルブル ブロック
三角形のクッションブロックが震える独特の遊具です。子どもたちは触ったり乗ったりすることで、振動を体で感じることができ、触覚を中心に豊かな感覚を育むことができます。
「ブルブルする三角ブロックの不思議な感覚、いったいどんな感じだろう?」
3.
ライト ハント
ポールの先端に取り付けられた可動するミラーとセンサーにより、子どもたちの動きを追尾し、地面に映った光が逃げていく様子が楽しめます。
「地面に映る明るい光、追いかけた時の動きはどんなものだろう?」
未来への広がり
この試みは札幌をスタート地点とし、将来的には全国の都市での展開を目指しています。新しい形の遊びを通じて、地域の魅力を発信する機会を得られる貴重なチャンスです。
プロジェクトの追跡
プロジェクトの開発過程やイベントの様子はTikTokを通じて公開されます。実験が進む中での新しい情報や体験を、ぜひフォローして楽しんでください。こちらからアクセスできます:
TikTok
企業情報
このプロジェクトを支える株式会社コトブキは、1916年に創業し、公園遊具やオープンスペースのベンチ、コミュニティサインなどを製造販売する企業です。 彼らは利用者目線に立った製品を提供し、地域のコミュニティ形成や子育て環境の改善にも取り組んでいます。また、株式会社フロウプラトウは、デザイン力を生かして豊かな体験を創出し、持続可能な社会の実現に向けた活動を行っています。
この新たな遊びの体験を通じて、子どもたちの感性を育み、未来の社会を築く一助となることを希望しています。