岡山大学が半導体の未来を体験する工場見学を実施
2026年2月3日、岡山大学の岡山半導体研究教育推進委員会が主催する工場見学が行われ、工学部、理学部、経済学部、大学院環境生命自然科学研究科から選ばれた24名の学生と教職員が、マイクロンメモリジャパン株式会社の広島工場を訪れました。この体験は、未来を担う半導体技術に触れる貴重な機会となりました。
最先端の半導体技術に触れる
訪問したマイクロンメモリジャパンの工場は、AI技術にも用いられるメモリを生産している最先端の施設です。生産工程を目の当たりにした学生たちは、その技術力と厳格な品質管理のプロセスに深い感銘を受けたといいます。半導体がどのように作られているのか、実際に見ることで理解を深めることができたのです。
専門性を活かすためのキャリア交流
工場訪問の後半では、マイクロンメモリの技術者や岡山大学出身の女性技術者との交流がありました。参加者は、自身のキャリアパスや半導体業界での働きがいについて意見交換を行い、お互いの考えを深める良い機会となりました。このような対話を通じて、若い学生たちは自分の将来について真剣に考えるきっかけを得たようです。
満足度と意識の変化
見学の後に実施されたアンケートでは、95%の学生が「満足」または「非常に満足」と回答しました。見学前は「半導体は自分に関係のない技術」と捉えていた学生も多かったのですが、具体的な製造プロセスを理解することで、半導体技術への興味が高まりました。「DRAMメモリが具体的にどのように作られるのかが分かった」という意見も聞かれ、研究へのモチベーションが向上したとする感想が多数寄せられています。
半導体人材育成の一環としての位置づけ
この工場見学は、文部科学省の「半導体人材育成拠点形成事業(enSET)」の一環として行われました。岡山大学は地域の他大学との連携を図りながら、産業界と密接に協力し、次世代の半導体人材を育成する取り組みを進めています。
今後も岡山大学は、学生が産業の最前線で活躍できるよう、教育や研究体制の整備を行い続ける意向を示しています。地域に根ざした研究大学として、さらなるイノベーションを発信し続けることが期待されています。工場見学を通じて半導体に対する理解が深まった学生たちの今後の成長が楽しみです。
岡山大学は地域社会との結びつきを強化し、持続可能な開発目標(SDGs)の達成にも寄与していく方針です。次世代を担う学生たちが、豊かな学びを通じて大きく成長することに期待が寄せられています。