地域を旅する大学「さとのば大学」と新たな連携
地域を旅する大学「さとのば大学」は、これからの社会を支える人材の育成に取り組んでいます。この度、教育メディア事業を行う「キュリー株式会社」、地域インターンシッププログラムを運営する「合同会社ZINEN」、地域活性化コミュニティを展開する「MoonBase株式会社」と連携協定を結びました。これにより、大学と連携団体が共に地域社会の発展に寄与する共同の活動を始めることになります。
1. 連携協定の目的
本協定の目的は、各団体が持つ資源やネットワークを活かし、地域の持続可能な発展を支援することです。「さとのば大学」と新たに連携した3団体は、それぞれに特徴を持ち、教育や地域活性化に力を入れています。協定に基づいて、教育活動の向上や地域づくりに必要な様々な取り組みを進めることで、未来の人材育成を図ります。
2. 特徴的な連携内容
(1) 人材育成と教育機会の提供
各連携団体が主催するイベントやプログラムに「さとのば大学」が参加し、講演や授業を展開します。これにより、学生は多様な視点から学び、自己成長を促す機会を得られます。
(2) 学生への特別な支援
連携団体からは「さとのば大学」への推薦枠も設けられ、地域貢献に関心を持つ学生に対し、入学試験料の免除などの特典が与えられます。これにより、越境学習に飛び込むチャンスが広がります。
3. 新たに加わった団体の紹介
(1) キュリー株式会社
キュリー株式会社は、中高生のために教育メディアを運営し、多くの教育プログラムを提供しています。彼らの目標は、自分の可能性を探求する若者をサポートすることです。最新の取り組みには、知的体験イベントの情報提供などがあります。
(2) 合同会社ZINEN
この団体は、自立探究を重視した学習塾『自立探究学習塾ティール』や、地域インターンシッププログラムを展開しています。彼らの理念は、参加者一人ひとりが主役となれるよう、個々の価値を尊重した体験を提供することです。
(3) MoonBase株式会社
MoonBase株式会社は、地域活性化に関心を持つ若者を集めたコミュニティ「Rural Labo」を運営しています。彼らは全国規模でミートアップや情報交換を行い、地域の活性化を図っています。
4. 連携はさらなる拡大へ
新規3団体との連携により、「さとのば大学」の連携先は28校へと拡大しました。これにより、地域やセクターを超えた多様な取り組みが生まれ、より充実した学びの環境が提供されることとなります。
5. さとのば大学とは
さとのば大学は、日本全国の地域に暮らしながら実践的な学びを提供する新しい形の市民大学です。プロジェクトを通じて地域の人々と共に学び合うスキルを磨き、自らの手で未来を創造する人材を育成しています。多様な学びの機会を提供することで、地域社会に貢献する意識を育てています。
これからもさとのば大学は、様々な団体との連携を深め、未来を担う人材の育成と地域活性化に貢献していきます。