新進気鋭の造形作家糖衣華の個展「HUMAN ROOM」が原宿で開催！

糖衣華の個展「HUMAN ROOM」が原宿で開催

2024年8月23日（金）より、東京・原宿のtHE GALLERY HARAJUKUで、造形作家糖衣華（TOI HANA）の個展「HUMAN ROOM」が始まります。今回の展示は、キュレーターの米原康正が手がけ、観客を未知の生物との出会いへと導きます。糖衣華の作品は、未確認生物（UMA）がテーマとなっており、それらを通じて彼女の独特な視点を体験することができます。

「HUMAN ROOM」のテーマ

個展のタイトル「HUMAN ROOM」の“HUMAN”の中には、誰しもが持つ想像力や想念が含まれています。糖衣華は、私たちの身近にいる想像上の生物たちが、普通に暮らしている世界を思い描いています。「この生物たちと一緒に過ごすことで、わくわくした気持ちになってもらいたい」と語る彼女は、自分の作品を通じて観客に新たな感覚や驚きを与えたいと考えています。

展示室は、糖衣華が作り出す独特な生物たちで満たされる予定で、来場者は彼女が描く「小さな部屋」から原宿のギャラリーへと、さらに自分の部屋へとつながる場所を体験できます。

糖衣華について

糖衣華は、宇宙人やモンスターの着ぐるみやぬいぐるみなどを制作する造形作家です。彼女は、特殊メイク学科を卒業し、各種コンペティションでも評価されてきました。彼女の過去の展示には、2022年のデザインフェスタギャラリーでの初個展、2023年に行われた二人展「VS」など、注目の作品が多く展示されています。また、TBSやテレビ朝日の番組にも出演しています。

彼女自身が作品を通じて表現したいことは、「普通じゃない」ことが「普通」であることへの疑問です。糖衣華は、自身の作品を通じて、観客が自身の感性や世界観を見直すきっかけになればと願っています。