イビススタイルズ札幌の食品ロス削減の取り組み
北海道札幌市にあるイビススタイルズ札幌では、10月が「食品ロス削減月間」と定められたのを機に、2024年10月10日から朝食ブッフェにおける食品ロス削減に挑戦しています。特に、ホテルのレストランでは、食べ残しによって生じる食品ロスを大幅に減少させる施策を講じています。
この取り組みの一環として、レストラン入口には食品ロス削減月間を伝える看板が設置され、加えて完食を促すPOPも掲示されました。このように、視覚的に顧客にアピールすることで、食品ロスの削減への意識を高めています。さらに、毎月生じる残食量の推移や10月の削減目標値を示すチラシも用意し、利用者にその内容を説明しています。
この取り組みを通じて、ホテルでは10月31日までに19.3kgの食品ロスを削減することを目指しています。その削減率は前月比で約10%に相当し、全てのお客様の協力が必要です。特に、利用客の約60%が外国からの観光客であるため、日本語だけでなく、英語、中国語、韓国語、台湾語の4カ国語で情報を発信し、より多くの人にこの活動に参加してもらうよう努めています。
さらに、イビススタイルズ札幌では、9月から11月の期間にわたり食品ロスに対する関心を高めるため、廃棄される食材を利用して育てられた「望来豚」を使った和風ポークカレーや、規格外のバナナを使ったアイスをブッフェに提供しています。また、廃棄されたレタスの芯や傷んだ葉も堆肥化し、花壇の肥料として再利用するなど、多角的に環境保護に取り組む姿勢を見せています。
森田雅春支配人は、外国人客が多い本ホテルの特性を踏まえ、「文化の違いにより、家族の分をまとめて取り、食べきれずに残してしまうことがよくあります。一人一人が完食を意識することで、食べ残しを減少させることを目指しています。」と、意義深いメッセージを発信しています。
お問い合わせ情報
イビススタイルズ札幌に興味がある方は、以下の連絡先までお問い合わせください。
所在地:〒064-0808 北海道札幌市中央区南8条西3丁目10-10
E-mail:
[email protected]
TEL: 011-530-4055
ホームページ:
イビススタイルズ札幌
Instagram:
@ibisstyles_sapporo
Facebook:
ibisStylesSapporo
このような取り組みが広がり、食品ロスが一つでも減少することに期待が寄せられています。