北海道電力、オンライン診療や健康相談ができる「ほくでんヘルスケア」アプリ発表

北海道電力が提供する新しいヘルスケアアプリ「ほくでんヘルスケア」

北海道電力は、2025年2月3日から「ほくでんエネモール」の会員向けに、健康をサポートするアプリ「ほくでんヘルスケア」の提供を開始します。このアプリは、オンラインでの健康相談、診療、そして家族と一緒に運動してポイントを貯められる機能が備わっており、特に北海道の地域特性を考慮したサービスとなっています。

背景

北海道は広大で積雪の多い地域であり、医療従事者の確保が難航しているため、多くの住民にとって医療機関へのアクセスが困難です。特に高齢化が進んでいる中で、医療サービスへのニーズが高まっています。コロナ禍を経て、オンラインでの健康相談や診療の需要が増加したことで、「ほくでんヘルスケア」は地域の課題を解決する一助となることを目指しています。

「ほくでんヘルスケア」の主な機能

1. 健康医療相談チャット

この機能では、24時間365日、チャットを通じて医師や看護師、薬剤師に直接相談が可能です。もし急な相談が必要な場合でも、初回の応答までの時間が30秒以内と非常にスピーディーです。健康に関するさまざまな悩みを気軽に話せるのは大きな安心を提供します。

2. オンライン診療

アプリ内で受診予約からお支払いまでを完結でき、自宅から医師の診療を受けることができます。予約なしで当日の診療も可能で、夜間や休日でも自分の都合に合わせて受診できます。また、処方されたお薬は自宅に郵送されるか、近くの調剤薬局で受け取ることができます。

3. デジタル歩数計

家族を招待しアカウントを連携することで、家族の歩数や活動状況が確認できます。運動を楽しみながら、ミッションを達成するとポイントが貯まる仕組みです。このエネモポイントは、ほくでんヘルスケアのオーナーに付与され、さらに楽しい運動習慣を促進します。

利用料金について

「ほくでんヘルスケア」は、初月は無料で利用することができ、その後は月額550円からの料金が発生します。2人目以降のメンバーはそれぞれ月額330円で登録できるため、家庭全体でお得に利用できます。なお、健康医療相談チャットは何度でも相談できる範囲に含まれていますが、オンライン診療の診察費用は別途かかります。