八楽株式会社が躍進!
八楽株式会社(本社:東京都渋谷区)の代表取締役、坂西優氏が、ヨーロッパの翻訳業界団体「LT-Innovate」のアドバイザーに就任いたしました。このニュースは、アジア企業として初の取り組みとなり、八楽がアジア地域の言語技術において重要な役割を果たすことが期待されています。
引き受けた役割
LT-Innovateは、翻訳や通訳、音声処理などの言語技術に関連する国際的な団体であり、2012年に設立されました。坂西氏の就任により、アジアの視点を反映させた新たな戦略の展開が可能になるでしょう。LT-Innovateの代表であるフィリップ・ワッカー氏は、坂西氏が加わることで、アジアの言語処理技術が新たな市場に展開されるという期待を寄せています。
アジアの声を届ける
坂西優氏は、今回の就任を通じて日本やアジアだけでなく、世界の翻訳業界の進展に貢献すると述べています。特に、2023年11月に開催される「LANGUAGE INTELLIGENCE」カンファレンスでは、自社の大規模言語モデル(LLM)を活用した事例を紹介する予定です。この場で業界の専門家たちと意見交換を重ね、アジアの文化や言語の重要性を広めるとともに、グローバルなコミュニケーションの円滑化を目指します。
八楽のビジョン
八楽株式会社は、「グローバルコミュニケーションを楽しく。」というミッションを基に、言語の壁を越えて円滑なコミュニケーションを実現するためのプラットフォーム「ヤラクゼン」を提供しています。AIを活用した翻訳サービスだけでなく、編集や共有、外部の翻訳会社への発注機能を一体化し、使いやすさと高いセキュリティを兼ね備えたシステムを構築しています。
「ヤラクゼン」の利用は国内外の1,000社以上に広がり、製品マニュアルの翻訳や契約書の翻訳など、様々なビジネスシーンで活用されています。さらに、ChatGPTによる補完で、翻訳精度も向上し、まさにグローバルなコミュニケーションをサポートしています。
終わりに
翻訳業界は今後も進化し続ける重要な分野です。坂西優氏が LT-Innovateに参加することで、アジアの声がより強く反映されることが期待されます。八楽株式会社が示す新たな道は、今後の国際的なコミュニケーションや翻訳業界において、どのように影響を与えていくのか非常に楽しみです。