佐賀の未来を切り拓く「佐嘉再興パートナーズ」始動
2025年7月1日、佐賀県において一般社団法人「佐嘉再興パートナーズ」が設立されました。この新しい団体は、佐賀地域のまちづくりと地域経済の革新を目指してスタートを切りました。設立以来、団体は様々な取り組みを行っており、2026年には「佐賀ばつなごう会議2026」という重要なイベントを予定しています。
新たなロゴとその意味
この度、佐嘉再興パートナーズは、新しいロゴマークを発表しました。ロゴデザインは、「佐」と「嘉」の2つの漢字をモチーフにしています。これらの文字は、柔らかな筆致で現代的に再解釈されており、地域の伝統と未来の挑戦を結びつける象徴となっています。特に「嘉」は「よい」「めでたい」という意味を持ち、地域での“よき挑戦”が未来へ広がる様子を表現しています。ロゴに使用されている色は、佐賀の豊かな自然や歴史の深さを反映しています。
「佐賀ばつなごう会議2026」とは
この会議は、佐賀の挑戦者たちが集まり、互いの挑戦を共有し、地域経済をより活性化させる目的で行われます。テーマは「つながる挑戦が、未来を動かす」。基調講演には地域プロデューサーとして活躍する古田秘馬氏が招かれる予定で、多様な主体が集結し横のつながりを強化する場として期待されています。
会議の目的
この会議は主に三つの目的を掲げています。第一に、佐賀の挑戦を「見える化」し、既存の挑戦者を認知し合うこと。また、企業やクリエイターなどが集まり、自然と共創が生まれるプラットフォームづくりが重要です。そして、参加者自身が「何かをやってみたい」と思えるような環境を作ること、これが会議の中核です。
佐嘉再興基金構想
佐嘉再興パートナーズは、地域の挑戦を継続的に支援するため、「佐嘉再興基金」の設立を目指しています。この基金は、地元企業や個人からの寄付を基に、地域の挑戦を長期的に育てるための仕組みです。助成金とは異なり、挑戦を生む循環を創り出すことを目指しています。具体的には、公益財団法人佐賀未来創造基金や株式会社トラストバンクと連携し、寄付の活用を検討しています。
代表からのメッセージ
代表理事の溝上泰弘氏は、地域の控えめな気質を活かした「応援する力」を強調しています。佐賀県には、自らの課題を抱えつつも挑戦を続ける人々が多くいます。彼の考えでは、これらの「点」をつなげ、線にしていくことで地域全体の「物語」を創り上げていくことが可能だと語っています。
まとめと今後の展望
「佐賀ばつなごう会議2026」は、佐賀の未来を考える重要な機会です。2025年12月16日よりチケットが販売される予定で、多くの参加が期待されています。挑戦に満ちた佐賀の未来は、このような団体やイベントによって確実に動き出すことでしょう。今後の活動に注目し、共に佐賀をより良い地域にしていくことが求められます。参加者がそれぞれの挑戦を見つけ、自らの手で佐賀の未来を切り拓く様子を大いに期待しています。