株式会社PANDORAが商標登録した新概念「XTuber」
2023年、株式会社PANDORAは、バーチャルタレントとリアルの活動を融合させた新しいタレント「XTuber®︎」とその日本語版「クロスチューバー®︎」を商標登録しました。この登録は、次世代型タレントの定義を広げ、これまでのVTuber文化に新たな切り口を提供するものです。
「XTuber」とは何か?
XTuberは、バーチャル存在とリアルな身体性の境界を越えて活動する新しいタレントの総称です。これまでのVTuberは、見た目や年齢に依存せず、技術の進化とともに自己表現の幅を広げてきました。しかし同時に、「中の人を見せない」という暗黙の前提があったため、技術の進化を生かしきれていない部分も存在しました。
PANDORAは、こうした従来の枠組みを打破し、両者を統合する新しいアイデンティティとして「XTuber」の概念を導入。両者を重視した活動を行うことにより、表現力の拡張や多様なキャラクター性が生まれることを目指しています。
商標登録の背景
近年、VTuber市場は急成長しており、多くのクリエイターが参入していますが、バーチャルとリアルを融合したタレントの明確な定義はまだ不十分です。PANDORAは、こうした現状を踏まえ、バーチャルとリアルを結びつけるタレントの育成を行い、「XTuber」という新しい概念を体系化しました。商標登録は、この新しい表現領域の普及とブランド価値の確立を目指す重要なステップです。
「クロスチューバー」は、XTuberの日本語版として認知度を高める役割を果たします。
誰もがチャレンジできる「人類羽化計画」
PANDORAでは、「世界で最も多くのタレントをXTuberへ導く」ことを目指し、「人類羽化計画: Project YOHANE」を推進しています。このプロジェクトは、VTuber活動を希望する多くの人に向けて、経済的・技術的な参入障壁を取り除く新しい機会を提供します。
プロジェクトは、未経験者も受け入れ可能で、オーディションを通じて選ばれた参加者には、活動に必要なサポートが提供されます。具体的には、選考を通過し、活動が始まった方には、PANDORA社内のコミュニティへの参加権や、配信の準備を整えるサポートが行われます。これにより、誰でも安心してVTuber活動を開始できる環境が整えられています。
PANDORAのビジョン
「作ろう。世界中の誰かの居場所を」をミッションに掲げるPANDORAは、VTuberの民主化と新たなエンターテインメントを通じて、人々が自分自身を表現できる社会を目指しています。XTuber事業では、AI技術を活用し、タレントとバーチャルタレントの境界をなくすことで、新たな市場を開拓し、テクノロジーを駆使した次世代のエンターテインメントを創出しようとしています。
この取り組みを通じて、より多くの人々に「XTuber」という新しい形の表現を広め、楽しんでもらうことができるでしょう。これからの「XTuber」の発展に期待が寄せられます。