資金調達支援プログラムが新たな挑戦者たちに向けて始動
佐賀県産業振興機構が実施する「資金調達伴走支援プログラム」のキックオフイベントが、2026年7月30日に開催されました。このプログラムは、資金調達を希望する事業者に対して、専門家の伴走支援を提供し、事業の成長可能性を高めていく取り組みです。イベントには、4つの選ばれた事業者がそれぞれのビジョンと課題を発表し、伴走支援の意味を深く考える場となりました。
選ばれた4つの事業者の意気込み
1.
株式会社Retocos - 地域の香りを世界に発信
- 三田かおり代表は、佐賀県の柑橘を利用した香りのプロダクトを開発。彼女の目標は地域の未利用資源を活用し、持続可能な事業循環を作ること。外部のサポートが必要な理由や、資金調達に向けた成長戦略を具体化したいと意気込んでいます。
2.
株式会社HiBee - 外国人材の地域定着支援
- 髙重敬太社長は、自身の経験をもとに「ツナギテ」という外国人支援サービスを展開。彼は、外国人労働者が地域で安心して生活し働くことができる仕組みを作りたいと話しました。
3.
フィッシングパークひらの - アウトドアリゾートの未来
- 米丸知成代表は、釣りを中心にした体験型リゾートを構想し、地域との協業を進めたいと語りました。「単に釣りを楽しむだけでなく、さまざまなアウトドア体験を提供する場所を作りたい」とのことです。
4.
株式会社tuneX - 音楽を支える新ビジネス
- 有本匡男氏は、音楽著作権に新たな投資モデルを敷衍したサービスを展開。ファンとアーティストの新しい関係構築を目指す考えを示しました。
パネルディスカッションの意義
キックオフイベントの後半では、地方圏でのエクイティによる資金調達のリアルをテーマにしたパネルディスカッションが行われ、出資を受けた事業者と投資家の実体験から得られた貴重な知見が共有されました。特に、資金調達は単なる資金確保ではなく、信頼関係を築くことが大切であることが強調されました。
まとめと今後の予定
今回のイベントは、採択事業者が一堂に会し、それぞれの情熱と目指す未来を語る貴重な機会となりました。これからそれぞれの事業を磨き上げるための支援が始まります。具体的なスケジュールは、8月から翌年3月にかけて様々なプログラムが実施されます。
このキックオフイベントは、採択事業者にとっての出発点となり、彼らの挑戦が今後の成功へと繋がることを期待しています。地域に新しい価値を提供する事業者たちの成長に注目が集まります。