クラウド連携の新たな一歩
2015-08-20 11:01:12

アプレッソとネクストスケープが協業!Microsoft Azure向け接続アダプタを開発

アプレッソとネクストスケープの戦略的協業



クラウドサービスの需要が、企業のビジネススピードの急激な変化によって年々高まっています。特に、Microsoft Azureはその信頼性と拡張性から多くの企業に採用され、Fortune500企業の80%が利用しているとも言われています。この背景を踏まえ、ノンプログラミングでデータ連携を実現するアプレッソと、Microsoft Azureパートナーアワード受賞の実績を持つネクストスケープが手を組み、クラウド・データ連携ソリューションの新たな一歩を踏み出しました。

クラウドとデータ連携の新たな可能性



この協業は、Microsoft Azureが提供する各種サービスの活用をより容易にする接続アダプタの共同開発に焦点を当てています。従来、企業においては複雑なシステム資産との連携が課題でしたが、新しい接続アダプタの導入により、迅速でシームレスなデータ収集と加工が可能になるのです。

企業にとって、システム開発のコストや期間を短縮し、様々なクラウドサービス及び自社の情報システムを結びつけることは、今後の競争力を左右する重要な要素となります。この新しいアプローチは、特に中小企業にとっても大きなメリットをもたらすことでしょう。

Microsoft Azureアダプタの機能



新しいMicrosoft Azure接続アダプタには、以下の機能が備わっています。

1. Azure Service Bus: Microsoft Azureにホストされたサービスからのメッセージ受信とDataSpider上でのスクリプト実行。
2. Blob Storage: ファイルの取得・書き込み・削除が可能で、カスタムドメインに対応。
3. DocumentDB: NoSQLのDocumentDBに対して検索・更新・削除が行えます。
4. HDInsight: インスタンスの管理やジョブの実行がスムーズに。
5. Machine Learning: 機械学習に必要なデータ投入や結果取得が可能です。
6. Queue Storage: クラウドサービス間の処理管理が容易になります。
7. SQL Database: テーブルの読み取り・書き込み・検索に対応したオペレーションが提供されます。

これらの機能により、企業のデータ運用が一層効率化され、迅速な意思決定を後押しします。

日本マイクロソフトからの支持



日本マイクロソフトがアプレッソとネクストスケープによる新しい接続アダプタの開発を歓迎する声明を発表しました。関係者は、これによりMicrosoft Azureとの連携が容易に進むことで、企業のビジネスの発展に寄与することが期待されていると述べています。

DataSpider Servistaの紹介



DataSpider Servistaは、高いプログラミング知識がなくともデータ連携を可能にするソフトウェアです。利用者は、簡単なGUI環境を通じて、様々なタイプのデータとアダプタを介して迅速に「つなぐ」ことができ、多くの企業において生産性向上とコスト削減を実現しています。

企業のニーズが多様化する中で、アプレッソとネクストスケープの協業は不可欠なサポートを提供するものであり、今後のさらなる進展が期待されます。

特にDataSpider Servistaは、業種を問わず広く導入されており、この新たな接続アダプタは、今後ますますの利用者を増やしていくことでしょう。

会社情報

会社名
株式会社ネクストスケープ
住所
東京都新宿区西新宿2-7-1小田急第一生命ビル22階
電話番号
03-5325-1301

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