一関市とENEOSの連携
2025-05-16 14:33:51

一関市とENEOSが森林を活用した脱炭素社会実現に向け連携協定を締結

一関市とENEOSが脱炭素社会に向けた連携協定を発表



2024年12月、一関市とENEOS株式会社は、「一関市有林を活用したJ-クレジット利活用による脱炭素社会の実現」に向けた連携協定を締結しました。この協定により、ENEOSは一関市が管理する市有林から生み出された森林由来のJ-クレジットを、東北地域などでの事業活動におけるCO2排出量のオフセットに活用します。一関市は、クレジットの売却益を未来の森林づくりに充て、長期的なCO2吸収能力の維持を目指します。

協定の目的と内容



本協定の主な目的は、カーボンニュートラル社会の実現と脱炭素社会の構築です。特に、未来の世代の健全育成にも寄与することを目指しており、具体的な施策として女子バスケットボールチーム「ENEOSサンフラワーズ」のバスケットボールクリニックを一関市で開催します。このクリニックは、バスケットボールの普及や次世代の育成を図るものです。

一関市の取り組み



一関市は、クレジットの売却益を森林管理や自伐型林業者の育成に還元し、持続可能な森づくりに取り組んでいます。さらに、森林の多様な機能の維持も重要視しており、水源かん養や自然環境の保全、山地災害の防止、温暖化防止などに寄与することが期待されています。

ENEOSの目標



ENEOSグループは、温室効果ガスの排出削減を推進し、2030年度までにCO2排出量を73%削減、2050年度までにカーボンニュートラルを実現する目標を掲げています。このため、森林由来のJ-クレジットの創出と活用を進め、エネルギー供給の安定と環境負荷の低減の両立を目指します。

地域との連携



今後も一関市とENEOSは地域社会と連携し、森林から創出されるクレジットの活用を進めると共に、適切な森林管理を通じて環境保全活動に取り組んでいきます。さらに、脱炭素・循環型社会の形成に向けた協業を通じて、地域社会の発展にも貢献していきます。

一関市有林J-クレジットプロジェクト



このプロジェクトは以下の内容から成り立っています。

1. 対象森林: 一関市有林(7,178ha)
2. 認証対象期間: 8年間
3. CO2吸収量: 約27,000トン
4. プロジェクト番号: 373

このような取り組みにより、一関市とENEOSは、地域の資源を活かしながら持続可能な未来を目指していきます。


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会社情報

会社名
ENEOS株式会社
住所
東京千代田区大手町一丁目1番2号大手門タワーENEOSビル
電話番号
03-6257-7150

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