新子安に物流施設
2025-08-26 15:31:51

神奈川・新子安に次世代型物流施設が誕生、冷凍食品需要に対応した空間

神奈川・新子安に新たな物流拠点誕生



横浜市神奈川区で、次世代型物流施設『(仮称)CBRE IM-LOGI’Q新子安』が開発されています。この施設は、CBREインベストメントマネジメント・ジャパン株式会社(CBRE IM)と東急不動産株式会社の共同プロジェクトによるものであり、賃貸可能面積は約80,500㎡に及び、2027年1月の竣工を目指しています。

冷凍食品需要の高まり



近年、冷凍食品の需要が急増しており、その背景には保管スペースの不足や物流オペレーションの複雑さがあるようです。この新しい物流施設は、その立地と機能性により、冷凍物流ニーズに柔軟かつ迅速に対応することができると期待されています。

立地の魅力



『(仮称)CBRE IM-LOGI’Q新子安』は、首都高速神奈川1号横羽線「子安IC」からわずか1.1kmの位置にあり、国道1号と国道15号にもアクセスが良好です。このため、横浜港や羽田空港との物流連携が容易であり、都心部への配送はもちろんのこと、中広域配送にも対応する便利な立地となっています。

JRと京浜急行の「新子安駅」からも徒歩圏内ということで、雇用の観点からも大変魅力的な環境です。さらに、施設は畜産物の輸出入検査を行える貴重な条件を備えており、食品を扱う企業からも高い注目を集めています。

施設の特徴



本物件は、冷凍・冷蔵倉庫とドライ倉庫の2つの機能を併せ持つマルチテナント型施設です。1階から3階までは冷凍・冷蔵倉庫、4・5階はドライ倉庫として設計されており、様々な温度帯のニーズに応じることが可能です。

現在、F-LINE株式会社が2階及び3階の冷凍フロアを契約しており、本物件の契約率は約40%に達しています。残りの区画には複数の引き合いがあるとのことで、今後のテナント募集に期待が寄せられています。

エコフレンドリーなアプローチ



今回の物流拠点の開発において、環境への配慮も重要なポイントです。指定検査場所を介さずに消費地への直接配送が可能となることで、コスト削減に加え、環境負荷の軽減につながることが見込まれています。さらに、環境認証としてCASBEE Aを取得予定であることも、持続可能な開発に向けた取り組みの一環として評価されています。

まとめ



『(仮称)CBRE IM-LOGI’Q新子安』は、神奈川県横浜市の新たな物流拠点として、冷凍食品の需要に応える先進的な施設となるでしょう。2027年の竣工に向け、今後の進展が期待されます。


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会社情報

会社名
東急不動産株式会社
住所
東京都渋谷区道玄坂1-21-1渋谷ソラスタ
電話番号
03-6455-1121

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